研究誌『Oxalis ― 音楽資料デジタル・アーカイヴィング研究』

本プロジェクトでは、研究の成果をまとめた研究誌『Oxalis ― 音楽資料デジタル・アーカイヴィング研究』を発行しています(年1回刊行)。

「Oxalis」について ~誌名の由来~

「Oxalis(オキザリス)」とは英語でカタバミの意味です。カタバミは、和名に「酢漿草」または「酸漿草」という字を当てるとおり、その葉にはシュウ酸が含まれており、そのため、古代より薬草として虫刺されや皮膚病の治療に用いられ、またヨーロッパではお守りや幸運のシンボルともされてきました。
かつて南葵音楽文庫が収蔵されていた南葵楽堂の正面玄関には、このカタバミの紋が付けられていました。紋章学者沼田頼輔(1867-1934)が南葵文庫のエンブレムであった「捻じ葵」をもとに考案したデザインです。
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター(DMC)音楽資源統合リポジトリー・プロジェクトは、南葵音楽文庫所蔵資料の資源化と流通を目指して発足しました。わが国初の公共音楽図書館として、国際的な視野に立ち、音楽文化の裾野を拡げるべく活動した南葵音楽文庫の理念を、デジタルの時代にどのように継承、発展させていくのか――本プロジェクト設立の原点を確認し、新時代における音楽資料の資源化と流通を考える意味で、プロジェクト研究誌の誌名に「Oxalis」を採用しました。
ちなみにカタバミを誕生花とする10月1日は国際音楽の日でもあります。


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