DMCコミュニティマガジン コンサート「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」開催ほか
Friday, December 21st, 2007━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
DMCコミュニティマガジン vol.18 2007年12月号
━━━━━━Research Institute for Digital Media and Content
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Keio University━━━
┌───┐ 【1】DMCからのお知らせ
│もくじ│・コンサート「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」開催
└───┘・レコーディング・ワークショップ開催
・ヴォーカル・カルテット・ワークショップと研究会開催
・「共感動経済とメタヴァース」ワークショップ開催
・コンテンツ政策フォーラム開催
・ポートフォリオBUTOHプロジェクト 劇映画の上映開催
【2】What’s up DMC!
(DMC最新事情。過去1ヵ月のDMCニュースダイジェストです。)
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┃1┃DMCからのお知らせ
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▼コンサート「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」開催のお知らせ(2008.1.20)
音楽資料のデジタル化と活用プロジェクトでは、(財)読売日本交響楽団の協力をえてすすめている「南葵音楽文庫」貴重資料の資源化・流通をめざした活動から生まれた成果の発表と社会貢献のため、港区文化芸術振興基金助成により、下記のコンサートを開催します。
・コンサートの趣旨と概要
音楽フロンティアみなと 再発見コンサート「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」
かつて港区にあった音楽ホール「南葵楽堂」と付属の「南葵音楽文庫」に由来する音楽を再現します。「南葵楽堂」は、紀州徳川家第16代当主で、ケンブリッジ大学留学中に小泉信三とも交遊があった徳川頼貞が私財をもって建設したわが国初の音楽専用ホールで、その開館記念式典では、当時の塾長鎌田栄吉が主賓としてあいさつするなど慶應義塾とつながりがありました。付属の「南葵音楽文庫」は関東大震災被災後は三田の慶應義塾図書館に所蔵されていた時期もありました。今回のコンサートは、この楽堂と音楽文庫にゆかりの曲目を精選して演奏します。
日時 2008年1月20日(日)14:00開演(開場13:30)
会場 JTアートホール アフィニス
http://www.jti.co.jp/JTI/arthall/index.html
曲目 ワインガルトナー:日本の歌 ベートーヴェン:「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲 ほか
出演 西けい子(メゾ・ソプラノ)ほか
レクチャー 「徳川頼貞が遺した夢 南葵楽堂」篠田大基(DMC助教)
一般2500円 小中学生1000円
問い合わせ 「音楽フロンティアみなと 再発見コンサート」実行委員会 03・5418・6441
あるいはソナーレ・アート・オフィス 03-5754-3102・FAX 03-5754-3103
▼レコーディング・ワークショップ開催のお知らせ(2008.1.18)
音楽資料のデジタル化と活用プロジェクトでは、昨年同様今年度もホールにおけるレコーディング・セッションをおこないます。この機会をレコーディング・ワークショップの場としても活用します。
・演奏者
ピアノ 丹 千尋
チェロ 渡部玄一(読売日本交響楽団)ほか
・レコーディング・スタッフ
バランス・エンジニア 馬場哲夫(SCI)
録音プロデューサー 金子哲理(DMC教授)
・ワークショップ・コーディネーター 美山良夫(プロジェクト・リーダー) ほか
当日は、演奏者の位置決め、マイクのセッティングから、実際の録音作業まで、会場と調整室にて体験し、各種の変更調整による音の違いも経験できます。金子氏は、ロンドン交響楽団、水戸室内管弦楽団、中村紘子、前橋汀子、エッシェンバッハら約100枚のCDの録音プロデューサをつとめました。
日時 2008年1月18日(金) 午後1時30分
会場 渋谷・白寿ホール
http://www.hakujuhall.jp/top/index3.html
参加希望者はメールでコーディネーターに事前に連絡をお願いします。参加者はCD制作の妨げにならいようにご留意ねがいます。
申込先 美山良夫 miyama[at]art-c.keio.ac.jp
▼ヴォーカル・カルテット・ワークショップと研究会開催のお知らせ(2008.1.17)
芸術的アンサンブルの創出とその成長プロジェクトでは、音楽資料のデジタル化と活用プロジェクトの協力をえて、昨年開催した「目隠しカルテット」ワークショップの成果をふまえるとともに、その検証と教材作成をめざして、下記のワークショップと公開研究会を開催します。
ヴォーカル・カルテット・ワークショップ/音楽による「社交」的アンサンブルの形成――芸術的アンサンブルのなかにあるインタープレイキャッチ、グリーといったクラブ、バーバーショップ・カルテットなど、男性のみの社交の席では、ヴァーカル・アンサンブルが重要な役割を果たしました。その音楽を「音楽資料のデジタル化と活用」プロジェクトが復元し、録音セッションをおこなう機会にあわせ、本プロジェクトとしてワークショップを開催するとともにレクチャーと討論をレコーディング見学をふまた研究会を併催します。
日時:2008年1月17日(木) 午後5時 レコーディング見学 午後6時30分 ワークショップと公開研究会
会場:渋谷・白寿ホール http://www.hakujuhall.jp/top/index3.html
参加希望者はメールでコーディネーターに事前に連絡をお願いします。参加者はCD制作の妨げにならいようにご留意ねがいます。
演奏:浅井隆 (バリトン)ほか
レクチャー:美山良夫 合唱倶楽部 音楽による社交か、社交のための音楽か
篠田大基 社交アンサンブルの楽譜とnotation
コメンテーター:金子哲理 インタープレイの即興性とレコーディング:相克と調和
申込先 ensemble[at]dmc.keio.ac.jp
▼「共感動経済とメタヴァース」ワークショップ開催のお知らせ(2007.12.23)
慶應義塾大学 DMC ラボ「共感動経済と P2P 2.0」プロジェクトでは、セカンドライフをはじめとするメタヴァースを利用した、新しい経済のかたちに関する研究を行っています。
このたび、さる11月23日(金)に SFC Open Research Forum の一環として開催したセミナー「資本主義の次の社会を考える - セカンドライフと新しい経済・メディア -」の続編として、より深い議論の場としての「共感動経済とメタヴァース」ワークショップを開催することになりましたので、お知らせいたします。
奮ってご参加ください。
▽日時: 2007年12月23日 (日) 11:00-16:00
▽場所: 慶應義塾大学三田キャンパス東館6F グローバルスタジオ
*地図: http://www.keio.ac.jp/access.html
*東門の建物ですが、当日は休日のため東門が閉じています。ご面倒ですが正門よりお入りください。
▽定員: 60名程度
(定員を大幅に上回る参加申し込みがあった場合、お申し込み先着順とさせて頂きます)
○概要
「共感動経済と P2P 2.0」プロジェクトでは、メタヴァース上で実際に社会経済を成り立たせていく上での課題を、次の図が示すような 5階層のモデルとしてまとめました。
・ http://www2.media-art-online.org/~ks91/metaverse-layers.pdf
今回のワークショップでは、これらの 5階層のひとつひとつをテーマとした発表と議論を行うとともに、会場に設置した機材により実際にセカンドライフにアクセスし、メタヴァースの再デザインの可能性を体験します。
○プログラム (変更する可能性があります)
11:00-11:10 はじめに
11:10-11:50 「自己同一性」「場所・地域性」
<昼食>
13:00-13:40 「信用・評判」「ランデヴー・出会い」
13:50-14:30 「取引・決済」
14:40-15:50 talking circle: 共感動経済とメタヴァース
(フリーディスカッション)
15:50-16:00 まとめ
○参加お申し込み
info[at]kyokando.jp 宛に、以下のフォームでメールをお送りください。参加申し込みは、定員に達し次第、しめ切らせて頂きます。
--「共感動経済とメタヴァース」ワークショップ参加申し込み--
お名前:
所属:
--
○関連 URL
・「共感動経済と P2P 2.0」プロジェクト: http://compass.dmc.keio.ac.jp/
みなさまのご参加をお待ちしております。
▼コンテンツ政策フォーラム:「コンテンツ学とコンテンツ学会の構築に向けて」開催のお知らせ(2007.12.21)
慶應義塾大学DMC機構では、来る2007年12月21日、三田キャンパス北館ホールにて、コンテンツ政策フォーラム「コンテンツ学とコンテンツ学会の構築に向けて」を開催致します。第1部では今年のコンテンツ政策の振り返りを中心に、第2部では本年出版された書籍『コンテンツ学』を中心にコンテンツ学の展望と課題を、第3部ではコンテンツ分野の学会設立に向けた展望を、会場の皆様とのインタラクションを交えながら議論して参ります。
▽日時:2007年12月21日(金)16時30分~19時
▽会場:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
http://www.keio.ac.jp/access/mita.html
▽概要
□第1部「総会:2007年コンテンツ政策」
コーディネーター:
中村伊知哉(慶應義塾大学DMC機構教授/国際IT財団専務理事)
小野打恵(ヒューマンメディア代表取締役社長)
□第2部「コンテンツ学の課題」
パネリスト:
高橋光輝(デジタルハリウッド大学)
佐々木尚孝(愛知産業大学造形学部デザイン学科教授)
山口浩(駒沢大学グローバルメディアスタディーズ学部准教授)
木村誠(長野大学企業情報学部准教授)
コーディネーター:
福冨忠和(専修大学ネットワーク情報学部教授)
□第3部「コンテンツ学会の設立に向けて」
パネリスト:
田川義博(マルチメディア振興センター専務理事)
中村伊知哉(慶應義塾大学DMC機構教授/国際IT財団専務理事)
小野打恵(ヒューマンメディア代表取締役社長)
境真良(早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員准教授)
コーディネーター:
金正勲(慶應義塾大学DMC機構准教授)
□懇親会
19時30分より2時間程度、立食、フリードリンク
会場:三田82ALE HOUSE http://www.pub-82.com/page033.html
参加費:社会人5000円、学生3000円を予定
□参加申込
「ご氏名」「ご所属」「懇親会参加の有無」をご記入の上、dipp[at]dmc.keio.ac.jp までメールにてご連絡ください。
▽主催
・慶應義塾大学DMC機構 デジタル知財プロジェクト(DIPP)
・コンテンツ政策研究会
▼土方巽 舞踏大解剖2 劇映画の土方巽 開催(2007.12.21)
ポートフォリオBUTOHプロジェクトでは、土方巽出演の劇映画の上映を開催します。ご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。
・日時:2007年12月21日(金)17:30~
・場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎シンポジウムスペース
・概要:1.土方巽出演の劇映画の上映
2.「恐怖奇形人間」を中心に劇映画の土方巽についてトーク
ゲスト:山田一平(舞踏家)ほか
ポートフォリオBUTOH:森下隆、小菅隼人
3.慶應義塾大学 デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
研究プロジェクト「ポートフォリオBUTOH」での映像研究の報告
報告:亀村佳宏、本間友、小菅隼人、森下隆
主催:慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
共催:慶應義塾大学アート・センター
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┃2┃What’s up DMC!
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▼デジタルキッズ『おとラボ』かえるのうたをかえる デジタル音楽リミックスワークショップ第2回 開催(2007.12.16)
DMC機構では2007年12月16日、デジタル知財プロジェクト・デジタルキッズの取り組みとして、特定非営利活動法人CANVASと共催で、デジタル音楽制作プロジェクト「『おとラボ』-かえるのうたをかえる-デジタル音楽リミックスワークショップ」第2回を開催しました。子どもたちはグループに分かれて、パソコンの音楽編集ソフトを利用し、誰でもが利活用できるようになっている曲「かえるのうた」をリミックスした音楽作品をつくっていきました。
http://www.canvas.ws/otolabo/kaeru2.html
▼ミュージアム・コミュニケーション・チャンネル・プロジェクト プロフェッショナル・セミナー開催(2007.12.13)
ミュージアム・コミュニケーション・チャンネル・プロジェクトでは、2007年12月13日、「公共財としてのコンテンツ配信を考える~ミュージアムの情報デザインに動画をどう活かす?~」を開催しました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/203
▼研究報告「音楽資料デジタル化の現状と課題」(2007.12.8)
音楽資料のデジタル化と活用プロジェクトでは、当プロジェクトの成果をわが国の音楽ならびに音楽研究研究者に報告するため、慶應義塾大学で開催された日本音楽学会定例研究会において、試作した画像のデモンストレーションを含む報告をおこないました。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj4/kantoh/index.html#327
▼DMC機構第6回シンポジウム開催 (2007.12.11)
DMC機構では2007年12月11日、三田キャンパス北館ホールにて第6回シンポジウムを開催しました。本シンポジウムでは米国スタンフォードからDr. Paul Saffo に遠隔講演をいただき、また知財セッション、大学院セッション、研究所セッションなどを通して、DMC機構の展望が紹介されました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/161
▼『デジタルキッズ』第2回親子ワークショップ ~ネットのマナーを身につけて情報発信の達人になろう!~開催(2007.11.25)
DMC機構では、デジタル知財プロジェクト・デジタルキッズの取り組みとして、2007年11月25日に特定非営利活動法人CANVAS主催の「第2回親子ワークショップ」につき共催しました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/202
▼「共感動経済と P2P 2.0」プロジェクトのセミナー開催 (2007.11.23)
「共感動経済と P2P 2.0」プロジェクトでは、六本木アカデミーヒルズで開催される SFC Open Research Forum の一環として、2007年11月23日、「資本主義の次の社会を考える - セカンドライフと新しい経済・メディア」と題してセミナーを開催いたしました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/165
▼SFC Open Research Forum 2007 に参加 (2007.11.22-23)
「グローバルスタジオ」「DAAS (Digital Archives for Anything in Space)」「マルチプロジェクション, 高速ネットワークを用いた次世代アプリケーション群の研究開発」「共感動経済と P2P 2.0」および「IP over デジタル放送」の各プロジェクトが、2007年11月22日(木)、23日(金・祝) に六本木アカデミーヒルズで開催された SFC Open Research Forum にて、展示とデモンストレーションを行いました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/166
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慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
http://www.dmc.keio.ac.jp/
発行/慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構本部
お問い合わせ先 magazine-pub [at] ml.dmc.keio.ac.jp
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