Archive for August, 2007

2007年8月号「Mozilla 24 ~ Worldwide Continuous Event~」ほか

Tuesday, August 21st, 2007

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DMCコミュニティマガジン vol.13 2007年8月号
━━━━━━Research Institute for Digital Media and Content
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Keio University━━━
┌───┐ 【1】DMCからのお知らせ
│もくじ│・「Mozilla 24 ~ Worldwide Continuous Event ~」
└───┘24時間ノンストップ! ネットでつながる地球規模のイベント
・「タケシ学院第1回講義:WEBアニメを作ろう!」開催
・「コンテンツ政策フォーラム:日本は「世界」とどう向き合うべきか?」開催
【2】What’s up DMC!
(DMC最新事情。過去1ヵ月のDMCニュースダイジェストです。)

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┃1┃DMCからのお知らせ
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▼24時間ネットでつながる地球規模のイベント「Mozilla 24 ~ Worldwide
Continuous Event ~」開催 (2007.9.15-16)
DMC機構は「Mozilla 24 ~ Worldwide Continuous Event ~」に協力します。会場の一つとなるDMC機構のGlobal Studio(慶應義塾大学三田キャンパス)では、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、世界とリアルタイムでディスカッションする「Worldwide Conference:インターネットの未来をまじめに考える!」が開催されます。

「Mozilla 24 ~ Worldwide Continuous Event ~」
=24時間ノンストップ! ネットでつながる地球規模のイベント、自由な発想で未来のインターネットを考える=
▽日時
2007年9月15日(土) 日本時間 正午より
2007年9月16日(日) 日本時間 正午迄
▽会場
慶應義塾大学三田キャンパス東館(DMC Global Studio)、ベルサール九段(東京)、SHIBUYA BOXX & SHIBUYA @FUTURE(東京) 他
▽対象者
自由な発想で未来のインターネットを考えることに興味・関心の高いIT有識者・専門家・研究者・エンジニア・一般ユーザなど
▽参加費
無料
▽主催
Mozilla
▽協力
慶應義塾大学 デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
WIDE プロジェクト
▽プログラムなど詳細
http://www.mozilla24.com/

▼「タケシ学院第1回講義:WEBアニメを作ろう!」開催 (2007.8.30)
DMC機構では「タケシ学院第1回講義:WEBアニメを作ろう!」を、小学3~6年生を対象に開催します。

▽日時
2007年8月30日(木)13:00~17:00
▽場所
慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階Global Studio
http://www.keio.ac.jp/access.html
▽概要
フジテレビのホームページ上で圧倒的な人気を誇るWebコミックコンテンツ 『少年タケシ』と、NPO法人「CANVAS」と「慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構」とが手を組んで、子供向けワークショップを開催します。
第1回は「Webアニメをつくろう!」と題し、人気のデジタルコミック作家陣が子どもたちと一緒にWebアニメを制作します。制作したWebアニメは『少年タケシ』特設ページに掲載されます。日本の次世代を担うアニメ、デジタルコンテンツ産業に触れるための入門編として、簡単なアニメの作り方や、デジタル作品制作の楽しさを遊びながら体験していただきます。
なお、今回のワークショップは、DMC 機構による「デジタル知財プロジェクト(DIPP:Digital Intellectual Property Project)」の「デジタルキッズ」(子どものデジタルコンテンツと知財をテーマとする研究)の一環として開催されるものです。
▽主催
フジテレビ「少年タケシ」
NPO法人 CANVAS
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
▽講師
ピョコタン(Web漫画家)「西日暮里ブルース」作者
おおたまこと(Web漫画家)「3年Bクラス!キャンパチ先生」作者
白佐木和馬(イラストレーター)「ミカンせいじんグリル」作者
参加対象及び人数:小学3年~6年生、最大45人程度
▽参加申し込み
下記NPO法人CANVASのページよりお申込ください。
http://www.canvas.ws/jp/workshop/index.html
▽参考サイト
http://www.fujitv.co.jp/takeshi/school/01/index_school.html

▼「コンテンツ政策フォーラム:日本は「世界」とどう向き合うべきか?」開催 (2007.8.23)
DMC機構では「コンテンツ政策フォーラム:日本は「世界」とどう向き合うべきか?-アメリカ年次改革要望書、保護期間延長論、非親告罪化を手がかりに-」を開催することになりました。ご関心をお持ちの方は是非ご参加ください。フォーラム終了後は、懇親会を予定しています。

「コンテンツ政策フォーラム:日本は「世界」とどう向き合うべきか? -アメリカ年次改革要望書、保護期間延長論、非親告罪化を手がかりに-」
日時:2007年8月23日(木) 18:30 - 20:30
会場:慶應義塾大学三田キャンパス東館6F Global Studio
http://www.keio.ac.jp/access.html
▽開催趣旨
日本の著作権保護期間の延長論議は、2002年、アメリカからの外交要求を受ける形で実質的に高まりました。要求が記載されたのは、同国の「年次改革要望書」。これは、司法改革・郵政民営化など「数年後に日本で何が起きるかが書いてある」とさえ言われる外圧の象徴的な存在です。ほかにも、「著作権侵害の非親告罪化」「私的複製・教育例外規定の制限」など、日本への多くの改善要求が挙げられます(アメリカ側「年次改革要望書」仮訳20頁ほか)。これに対して、アメリカ自らは、古い作品には死後70年を適用せず、著作者人格権を正面から認めていないなど、自国のやり方を通しているように見えます。
これまで日本で著作権の国際調和、「グローバル化」が語られる場合、そこでは往々にしてヨーロッパもしくはアメリカ主導のモデルが意識され、基調色は権利保護の強化でした。これに対して、海賊版対策などの権利保護の重要性を認識しつつ、かつての欧米モデルとは一線を画して、作品流通や新たな創作の促進も重視する「日本モデル」「アジアモデル」を追及すべきだという声もあります。いったい日本は、著作権をめぐる様々な問題で、何をゴールとし、どのように、アメリカ、アジア、そして世界に向き合っていくべきなのでしょうか。日本の進むべき道を考える「真夏の夜の公開トーク」です。
▽登壇者(敬称略)
中山信弘(東京大学名誉教授)
久保田裕(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会専務理事)
ドミニク・チェン(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事)
福井健策(弁護士・ニューヨーク州弁護士)
▽主催
慶應義塾大学DMC機構デジタル知財プロジェクト
著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
コンテンツ政策研究会
▽参加申し込み
kim[at]dmc.keio.ac.jp
お名前、所属をご記入の上、お申し込みください。

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┃2┃What’s up DMC!
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▼「緊急産官学フォーラム:デジタル時代の融合法体系を考える」開催 (2007.7.27)
DMC機構デジタル知財プロジェクトは2007年7月27日、総務省融合法体系研究会の中間取りまとめ(2007年6月19日発表)を受け、「緊急産官学フォーラム:デジタル時代の融合法体系を考える」を開催いたしました。当日は会場を埋め尽くす約200名の参加者が集まり、テーマへの関心の高さをうかがわせました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/94

▼~表現力をみがいて、情報発信の達人になろう!~「第1回 親子ワークショップ」開催 (2007.7.26)
2007年7月26日、慶應義塾大学三田キャンパスにて、「第1回親子ワークショップ」(主催:特定非営利活動法人CANVAS、特定非営利活動法人ブロードバンドスクール協会、共催:DMC機構)が開催されました。親子でインターネットを利用する際のルールやマナーを学びながら、相田みつをの作品に触れ、ことばによる表現に挑戦したり、ブログを使った情報発信に取り組みました。
http://www.canvas.ws/jp/workshop/

▼「デジタル著作権ワーキンググループ第1回会合」開催 (2007.7.24)
DMC機構では2007年7月24日、「デジタル著作権ワーキンググループ」の第1回会合を開催しました。本ワーキンググループは、デジタル時代の新しい著作権制度を提案することを目的として、デジタル知財プロジェクトの活動の一環として設けられたものです。第1回会合では、早稲田大学客員准教授の境真良氏が「デジタル環境下でのコンテンツの社会的取扱いに関する法的枠組み」というテーマで発表を行いました。
http://dipp.dmc.keio.ac.jp/project/projects1.html

▼「通信・放送法制ワーキンググループ第1回会合」開催 (2007.7.10)
DMC機構では2007年7月10日、「放送・通信法制ワーキンググループ」の第1回会合を開催しました。本ワーキンググループは、デジタル時代の通信・放送法体系の世界的モデルを提案することを目的として、デジタル知財プロジェクト(DIPP)の活動の一環として設けられたものです。第1回会合では、DMC機構教授の中村伊知哉氏が「2015年の通信放送法体系試案」というテーマで発表を行いました。
http://dipp.dmc.keio.ac.jp/project/projects1.html

▼「復活!慶應義塾の名講義」で「手書き」SNSを開発 (2007.7.5)
機構設計によるプロジェクト・DMCシステム構築プロジェクトの嶋津恵子准教授らは、慶應義塾大学150周年事業「復活!慶應義塾の名講義」の「フォローアップサイト」を開発しました。このSNSはブログには珍しい「手書き」のインターフェースを採用し、論点の定まった議論を深め、世代を超えた交流を促すことを実現するものです。
http://keio150.aery.sfc.keio.ac.jp/sano/

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慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
http://www.dmc.keio.ac.jp/
発行/慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構本部
お問い合わせ先 magazine-pub [at] ml.dmc.keio.ac.jp
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