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【プレスリリース】 日本全国 ケンテイ エンタテイメント サイト「ケンテイ!TV」開設

平成20年6月19日

報道関係者各位

慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構

慶應義塾大学DMC機構、廣済堂、電通による地域活性化プログラム
日本全国 ケンテイ エンタテイメント サイト「ケンテイ!TV」開設

慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構(本部:東京都港区、塾長:安西祐一郎、以下DMC機構)、株式会社廣済堂(本社:東京都港区、長代厚生社長、以下廣済堂)および株式会社電通(本社:東京都港区、髙嶋達佳社長、以下電通)は、ITを活用した地域活性化プログラムの開発推進に向け連携し、平成20年6月19日より、日本全国ケンテイエンタテイメントサイト「ケンテイ!TV」を開設、全国ローカルテレビと協力し、ふるさと好き、クイズ好きの知的好奇心豊かな一般ユーザに向けたサービスを開始します。
エンタテイメントサイト「ケンテイ!TV」は、47都道府県すべてのケンテイクイズをゲーム感覚で楽しむことができる全国統一プラットフォームで、クイズ問題数5000問以上を有する規模(*1)となります。地域の放送局、企業、商工会議所、自治体等での取組を後押しし、クイズコンテンツとして個々の住民の声を束ね、地域資源の全国・全世界への発信を継続的に行うことができる仕組みを構築します。なお、検定に関するサイトにテレビ局(10局)が参画することは初めての試みであり、局や番組についてのケンテイクイズも含めて多面的なサービスを提供、今後、参加局を順次増やしていきます。
本プロジェクトにおいては、DMC機構が全体監修とコンサルティングを、電通が企画・プロデュースを、廣済堂がWEBサイトの開発運営および「ご当地検定」情報の提供を担当します。  

(*1)クイズコンテンツのジャンルは、地理、歴史、グルメ、有名人、方言、観光、イベント、雑学、名産品等

1.サービス導入の経緯
昨今、全国各地で、ふるさとの歴史や文化などを学び、地元「通」を育てる動きと連携し、知名度アップや地域のブランド化による地域活性や観光誘致を目指す動きが顕著となっています。一方で、規模や統一感の点、地域外への広がりの点で課題を抱え、継続的な実施が困難なケースも見受けられます。また、ブロードバンドの普及によりインターネット環境が整い、個人はパソコンやモバイルといった様々なメディアに日常的に接触しており、マスメディアとネットを連携させたクロスメディア(*2)の考え方が重要となっていることなどが背景にあります。
また、研究組織DMC機構が参加し、「個人向け学習」「自己学習」という分野でのデジタルメディア・コンテンツビジネスの仕組みの構築・検証を行います。

(*2)クロスメディア:一つのコンテンツを複数のメディアで出力・活用する手法のこと。

2.サービス提供開始日
平成20年6月19日(木)

3.サービス概要
1)サイト名:「ケンテイ!TV」 URL:  http://kentei-tv.jp/

2)サービス内容:
ふるさと好き、クイズ好きの知的好奇心豊かな一般ユーザに向けたサービスです。サービスに参加する一般ユーザは、ケンテイクイズに答えるだけではなく、動画を見たり、自分の成績を予想したり、他者との比較をしたり、マイページを持ったりするなど、エンタテイメントな体験ができます。また、ご当地のケンテイクイズに留まらず、テレビ局に関するケンテイクイズや、プチ雑学が得られるモーニングケンテイクイズなど、様々なジャンルを楽しむこともできます。

3.利用条件
インターネット接続環境があれば、全国どこからでも無料で利用可能です。

4.サイト告知PR
参加する各ローカルテレビ局(10局)にて番組内やホームページなどでも告知PRする予定です。

【サイト画面イメージ】

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【連携組織概要】
●学校法人慶應義塾
学校所在地:東京都港区三田2-15-45
開塾:1858年(安政5年)
教職員数:5,249人(2008/03/1現在)
学生数:33,153名(大学および大学院在籍者)(2008/06/1現在)
*慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
2004年に文部科学省科学技術振興調整費の戦略的研究拠点育成プログラムに採択され、設立された組織。デジタルメディア・コンテンツに関連する研究教育活動を通して、新しい知の創造と流通の国際的な先導を実現し、新たな産業、教育、文化、芸術分野等の創出に貢献いたします。2007年には、民間10組織協賛による「eラーニングビジネスモデル研究会」が発足、経済産業省、文部科学省、総務省等の事業や民間企業のデータを用いて、ビジネスモデルを研究・分析し、3つのプロジェクトを創出いたしました。「ケンテイ!TV」プロジェクトは、その中の1つです。

●株式会社廣済堂
本社所在地:東京都港区芝4-6-12
事業開始日:昭和24年1月
資本金:98億円
従業員数:1,469名
事業内容:出版物・広告・販促物・教科書・新聞・各種名簿等印刷全般、e-Learningソリューション、Webコンテンツ企画・制作、DBPソリューション、電子書籍配信事業、CATV番組・映像制作、各種映像制作、デジタルアーカイブ構築、求人情報誌・アウトドアライフ情報誌発行、インターネット求人・求職情報サイト運営、人材派遣、IR戦略企画、他

●株式会社電通
本社所在地:東京都港区東新橋1-8-1
事業開始日:明治34年7月1日
資本金:589億6,710万円
従業員数:6,337名
事業内容:総合広告会社

*本資料は、文部科学記者会、科学記者会、新聞各紙社会部、科学部、文化部等に送信させていただいております。

本発表資料のお問い合わせ先
・慶應義塾広報室 兒玉
TEL:03-5427-1541 /FAX:03-5441-7640 /E-mail:m-koho[at]adst.keio.ac.jp
/ http://www.keio.ac.jp/
・慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構 伊藤
TEL:03-5418-6432 /FAX:03-5418-6437 /Email: sel[at]dmc.keio.ac.jp

参考資料 PDF:
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2008/kr7a4300000098my-att/080619_1.pdf