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【プレスリリース】 キッズ映像制作プロジェクト「ガキネマ」アニマルムービーワークショップ』開催のお知らせ(9/7)

2008年8月27日

報道関係者各位

慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構

キッズ映像制作プロジェクト「ガキネマ」
『アニマルムービーワークショップ』開催のお知らせ(9/7)
~子どもたちが動物園の映像素材でオリジナル作品を制作~

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慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構(以下、DMC機構)は、「デジタル知財プロジェクト」(DIPP:Digital Intellectual Property Project)の一環として、子どものデジタルコンテンツと知財をテーマとする研究プロジェクト「デジタルキッズ」(*1)を2007年4月に発足させ、子どもたちの映像表現の可能性を拓くキッズ映像制作プロジェクト『ガキネマ』を展開しています。
このたび『ガキネマ』では特定非営利活動法人CANVASと共催で、子どもたちが動物園の映像素材を自由にリミックスして、発想豊かに映像作品をつくるワークショップ、『アニマルムービーワークショップ』を開催します。
つきましては、本ワークショップの取り組みのご掲載とまた当日のご取材のほどよろしくお願い申し上げます。  

1. 開催概要
本ワークショップでは子どもたちが、長野県須坂市動物園の動物の映像(撮影・映像提供は須高ケーブルテレビ株式会社)を、自由に組み合わせ、ナレーションやセリフを録音し、音楽をつけ、オリジナルの映像作品を制作します。本格的な映像制作の工程を体験し、カンガルーやトラなどの動物が、子どもたち自身の声でしゃべりだす、子どもたちの発想をいかしたユニークな作品が完成します。なお、子どもたちの作品はワークショップ終了後にDMC機構のWEBサイト( http://www.dmc.keio.ac.jp/ )で公開を予定しています。

ガキネマ『アニマルムービーワークショップ』( http://www.canvas.ws/gakinema/animal.html )
(1)開催日時:2008年9月7日(日)13:30~16:30
(2)開催会場:CANVASワークショップルーム ( http://www.canvas.ws/jp/about/seat.html )
         東京メトロ千代田線『根津』駅「出口2」より徒歩3分
(3)対  象:小学1年生~小学6年生・約10名
(4)主  催:慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構、特定非営利活動法人CANVAS
(5)協  力:長野県須高ケーブルテレビ株式会社、須坂市動物園

2.本ワークショップの特徴と意義
特別な技能をもったプロダクションにしか創出できなかった映像コンテンツは、デジタル技術革新、情報通信技術(ICT技術)の普及によって、誰もが制作でき、インターネット上で発信できるようになりました。それらの新しい映像文化をより豊かにし、映像制作の裾野を広げるためには、デジタル時代の知的財産・著作権の理解を向上し、デジタル時代の映像表現リテラシーを育む人材育成が必要です。
本ワークショップは、そのような新たな映像人材育成に関する取組みとして、子どもたちがデジタル機器を駆使し、映像素材を自由にリミックスして、新たな作品をつくりあげることを特徴としています。
CANVAS、DMC機構、それぞれが協力し実施するこの取り組みにご理解をいただき、ぜひ貴社媒体を通じて読者・視聴者の皆さまに、本ワークショップを広くお知らせいただきたく、また当日の取材につきましてもご検討いただけますようお願いいたします。

3.主催
・慶應義塾大学DMC機構 URL: http://www.dmc.keio.ac.jp
2004年に文部科学省科学技術振興調整費の戦略的研究拠点育成プログラムに採択され、設立された組織。デジタルコンテキストの創造と流通の活動を、一般の人々に開放し、新しい産業分野を切り拓くことを目的に、 研究開発・国際流通促進・人材育成を展開しています。

・特定非営利活動法人CANVAS URL: http://www.canvas.ws
企業、行政、アーティスト、学校教育関係者など、様々な方々と連携しながら、子ども向け参加型創造・表現活動を全国に推進しています。

4.協力
・須高ケーブルテレビ株式会社 URL: http://www.stvnet.co.jp/
平成元年開局。長野県須坂市・小布施町・高山村をエリアとするケーブルテレビ局。2004年には、地域情報化で総務省信越総合通信局局長表彰受賞。2005年3月スタートした「24時間インターネット動物園・デジタルアニマルパーク」と2005年12月スタートした「地域情報チャンネル」は総務省u-japan大賞ベストプラクティス事例に認定。2006年4月からは、女子美術大学・高山村と産学官連携事業を開始し、芸術活動を通じてあらたな町づくり事業を展開している。2007年には、須坂市とともに日経地域情報化大賞地域活性化センター賞を受賞。2008年には、日本ケーブルテレビ連盟主催のベストプラクティス大賞など4部門で表彰をうけた。須坂市動物園のIT技術を使っての再生に助力。

・須坂市動物園 URL: http://www.city.suzaka.nagano.jp/city/garyu/dobutsu
さくらの名所百選・日本の名松百選に選定されている臥竜公園(設計者は日比谷公園を設計した本多静六博士)の中にある約50種250点の動物がいる小さな動物園です。レジャー傾向の変化や少子化の影響により動物園の入園者数が減少している中、テレビなどでも活躍している、キックボクシングのようなユニークな動きをするアカカンガルーの「ハッチ」、おしゃべりキボウシインコの「ロビン」、長野県の天然記念物である川上犬「源竜」などの人気者の登場、また夜の動物園探検、メリークリスマスZOO、出張ふれあい動物園などの新企画事業の実施や手づくり案内板の作成、個性的な飼育員の活動を通して地域、学校との連携を行うなど、新しい視点での動物とのふれあいを提供し、動物園の活性化に取り組んでいます。

(*1)デジタルキッズ
デジタル技術を活用した子どもの創造力・表現力を育む活動を推進するプロジェクト。そのための技術やカリキュラムの調査研究、開発を行い、実証実験としてのワークショップを開催、また、子どもたちが制作した著作物の管理・流通システムについての検討や、著作権教育も実施しています。

  
*本資料は、文部科学記者会、新聞各紙科学部、文化部などに送信させていただいております。

【本発表資料のお問い合わせ先】
*ご取材の向きは、事前に下記までご一報下さいますようお願い申し上げます。

・慶應義塾広報室 担当:兒玉 Phone:03-5427-1541 Fax:03-5441-7640
Email:m-koho[at]adst.keio.ac.jp URL: http://www.keio.ac.jp
・特定非営利活動法人CANVAS
Phone:03-5534-8088 Fax:03-5534-8081 Email: press[at]canvas.ws

参考資料 PDF:
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2008/kr7a430000008cqp-att/080827.pdf