DMCコミュニティマガジン DIPP年次シンポジウム2008開催ほか
Wednesday, February 20th, 2008━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
DMCコミュニティマガジン vol.20 2008年2月号
━━━━━━Research Institute for Digital Media and Content
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Keio University━━━
┌───┐ 【1】DMCからのお知らせ
│もくじ│・DIPP年次シンポジウム2008
└───┘・シンポジウム:デジタル映像アーカイブズの可能性
・子ども映画制作ワークショップ参加者募集
・土方巽舞踏大解剖別巻「1000年刻みの日時計」研究上映会
・『おとラボ』第三回ワークショップ
【2】What’s up DMC!
(DMC最新事情。過去1ヵ月のDMCニュースダイジェストです。)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━┓
┃1┃DMCからのお知らせ
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼デジタル知財プロジェクト「DIPP年次シンポジウム2008~コンテンツから切り開くデジタル新時代~」(2008.3.24)
デジタル知財プロジェクト(DIPP)は、2007年6月にスタートし、コンテンツ政策フォーラム、メディア融合実験、デジタルキッズを中心に活動を行ってきました。
その2007年度の総括と2008年度における取り組みについてご報告すべく、来る3月24日に「DIPP年次シンポジウム2008~コンテンツから切り開くデジタル新時代~」を開催いたします。ご関心をお持ちの多くの皆様に、ご参集いただければ幸いです。
◎開催概要
▽日時:2008年3月24日(月) 18:00-20:30 (受付17:30開始)
▽場所:慶應大学三田キャンパス 北館ホール
http://www.keio.ac.jp/access.html
▽プログラム(予定) (※登壇者敬称略)
17:30 開場・受付
18:00-18:10 「DIPP年次シンポジウム2008開会のご挨拶」
中村伊知哉(慶應義塾大学DMC機構 教授)
<DIPP活動報告>
18:10-18:20 「ネット流通実験:IPラジオ」
菊池尚人(慶應義塾大学DMC機構 准教授)
18:20-18:30 「デジモジ」
下山 徹(慶應義塾大学DMC機構 研究員/株式会社デジモジ専務取締役事業部長)
18:30-18:40 「デジタルサイネージ」
江口靖二(慶應義塾大学DMC機構 研究員/ デジタルサイネージコンソーシアム事務局長・ 株式会社プラットイーズ シニアコンサルタント)
18:40-18:50 「IPデータキャスト」
尾崎常道(慶應義塾大学DMC機構 研究員/ 株式会社ネクストウェーブ代表)
18:50-19:00 「コンテンツ取引市場」
吉川治宏(慶應義塾大学DMC機構 研究員/三井物産株式会社情報産業本部チーフストラテジスト)
19:00-19:10 「インターネット上の安全・安心」
上條由紀子(慶應義塾大学DMC機構 専任講師)
19:10-19:20 「4Kコンテンツ」(仮題)
小池裕志(慶應義塾大学DMC 研究員/株式会社ウォーク映像事業部チーフプロデューサ)
19:20-19:30 <休憩>
19:30-19:40 「デジタルキッズ」
栗林 賢/杉田このみ/高橋征資(慶應義塾大学DMC機構 リサーチアシスタント)
19:40-19:50 「ポップカルチャー」
内田真理子(慶應義塾大学DMC機構 助教)
19:50-20:00 「コンテンツ学会」
金 正勲(慶應義塾大学DMC機構 准教授)
<ディスカッション>
20:00-20:30 「統括討論」
モデレーター:中村伊知哉(慶應義塾大学DMC機構 教授)
20:30 閉会
※上記プログラムは、変更される場合がございますので、ご了承下さい。
▽主催
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構 デジタル知財プロジェクト
(DIPP)
▽参加お申込
dipp[at]dmc.keio.ac.jp あてに、ご氏名、ご所属、メールアドレス、シンポジウム後の懇親会への参加希望の有無を記載の上、お申込下さい。
※終了後、自由参加の懇親会(有料:4000円程度)を予定しています。
※本フォーラムは、文部科学省の科学技術振興調整費の支援により開催されています。
▼シンポジウム:デジタル映像アーカイブズの可能性―大学ミュージアム=アーカイブズを考えるIII―(2008.3.15)
今日、動く映像は、映画やテレビ番組として視聴するだけでなく、一般人が自らデジタル撮影しインターネット上で発信するなど、その制作・活用の環境は大きな変貌を遂げています。これまでに蓄積されてきたアナログ映像のデジタルアーカイブ化も大きな課題です。
大学という教育・研究の場においても、映像資源の開発・活用は今後さらに重要になってきます。今回、駿河台大学文化情報学部共同研究グループと慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構との協力により、表記のシンポジウムを開催いたしますので奮ってご参加ください。
なお、このシンポジウムは、駿河台大学としては平成17年度より開始した共同研究による「大学ミュージアム=アーカイブズを考える」シンポジウムの第3回に当たりますが、大学における取り組みのみならず、広く「デジタル映像」の今日的課題について検討いたします。
▽日時:2008年3月15日(土)13:00-17:50
▽会場:慶應義塾大学三田キャンパス東館6階グローバルスタジオ
▽プログラム
13:00-13:05 開会挨拶
成田憲彦(駿河台大学法学部教授・学長)
13:05-13:15 イントロダクション:文化情報学と映像
波多野宏之(駿河台大学文化情報学部教授・学部長)
13:15-13:45 デジタル・キューレションの可能性-食卓に映しだされた“昭和”と日本の生活文化-
岩渕潤子(慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構教授)
13:45-14:15 ミュージアム・コミュ二ティ・チャンネル構想-美術館活動の動画紹介-
浜崎好治(川崎市市民ミュージアム学芸員)
14:15-14:45 アーカイヴ・アートとアート・アーカイヴ
前田富士男(慶應義塾大学文学部教授・アート・センター所長)
14:45-15:00 休憩
15:00-15:30 大学における動画のアーカイブ化戦略
大森康宏(立命館大学映像学部教授・学部長)
15:30-16:00 放送番組のデジタルアーカイブの現状と未来
鈴木 豊(財団法人放送番組センター事務局長)
16:00-16:45 「動画」の著作権処理-インターネット配信を中心に-(ケース・スタディー)
藤川義人(弁護士)
16:45-16:50 休憩
16:50-17:45 パネルディスカッション
岩渕、浜崎、前田、大森、鈴木、波多野(司会)
17:45-17:50 閉会挨拶
▽主催:駿河台大学「大学ミュージアム=アーカイブズを考える」シンポジウム実行委員会
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
▽後援:アート・ドキュメンテーション学会、記録管理学会
▽入場無料:定員80名 要事前申し込み (できるだけE-mailでお願いします)
▽お問合せ・参加申し込み先:駿河台大学文化情報学部波多野研究室内
シンポジウム実行委員会
〒357-8555 埼玉県飯能市阿須698
Tel: 042-974-7119 Fax: 042-972-1179(教務気付)
E-mail: hatano[at]surugadai.ac.jp
▼港区文化芸術振興基金助成事業 子ども映画制作ワークショップ<「映画」の時間> 参加者募集(2008.3.8, 15, 16, 23)
◎開催趣旨:
この度、特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会と慶應義塾大学DMC機構では共同で初めての試みとして、子どもたちの手になる短篇映画製作ワークショップ<「映画」の時間>を開催します。
このワークショップでは、映画製作を題材に、日常わたしたちが接するテレビ、インターネット、ケータイ電話、街頭や電車内のビジョンから監視カメラ画面にいたる膨大な数のイメージ、映像情報がどのように出来上がっているかを、体験を持って学習します。
それにより子どもたちが映画という芸術を通じて豊かな感受性、物事に対する客観的な広い視野を持てるようになることも目指しています。
映画はどうやって作るのかな…?
プロのかんとくが、その“ひみつ”をおしえてくれます。
せかいに1つしかない、じぶんたちの「映画」を作ろう!
■開催概要
日時:3月8日(土)、15日(土)、16日(日)、23日(日) *全4日間
各日午前10時~午後5時まで(雨天決行)
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 大学院棟(港区三田)他
募集対象:小学3年生~中学3年生(*3月末時点)
参加費、教材費:無料(*傷害保険加入にかかる費用は当会で負担いたします)
募集定員:20名(2月29日(金)締切・必着)
主催:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
共催:慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
助成:港区文化芸術振興基金助成事業
協力:特定非営利活動法人映画美学校、ちいさなひとのえいががっこう
■問い合わせ先
東京フィルメックス事務局 担当:岡崎、金谷
メール:eiganojikan[at]filmex.net
http://www.filmex.net/2008/eiganojikan/
▼土方巽舞踏大解剖別巻 「1000年刻みの日時計」研究上映会(2008.3.4)
2008 年3月3日~4日の二日間にわたって行われる、身体医文化論研究会ワークショップ「老いと文化」の二日目に、土方巽が出演し、13年間に及ぶ構想・撮影で製作された、小川紳介による長編ドキュメンタリー映画『1000年刻みの日時計』(1986年)の研究上映を行います。
上映後には、日本を代表する写真家である内藤正敏先生を迎え、老いの表象を演劇美学の面から考察すべく、パネル対談が行われます。ここでは、肉体の老いということと併せて、社会の中での老いの存在と営み、芸術表現としての「老い」にまで議論が及ぶはずです。ご参加をお待ちしています。
◎開催概要
日時:2008年3月4日(火)10:30-18:00
日吉キャンパス 来往舎 シンポジウムスペース
入場無料・予約不要
ゲスト:内藤正敏(写真家、東北芸術工科大学)
ウェブサイト: http://note.dmc.keio.ac.jp/butoh/archives/23
主催:身体医文化論研究会(BMC)
協力:慶應義塾大学DMC機構プロジェクト ポートフォリオBUTOH
◎タイムテーブル
10:30-10:45 趣旨説明
10:45-12:45 「1000年刻みの日時計:牧野村物語」上映(前半)
12:45-14:15 ランチ
14:15-16:15 「1000年刻みの日時計:牧野村物語」上映(後半)
16:15-16:30 休憩
16:30-17:45 パネル対談 [内藤正敏×森下隆×小菅隼人]
17:45-18:00 閉会
▼『おとラボ』第三回ワークショップ開催のお知らせ(2008.2.24)
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構(以下、DMC機構)は、「デジタル知財プロジェクト」(DIPP:Digital Intellectual Property Project)の一環として、子どものデジタルコンテンツならびに知財をテーマとする研究プロジェクト「デジタルキッズ」(*)を2007年4月に発足させ、子どもたちの音楽表現の可能性を拓くキッズデジタル音楽制作プロジェクト『おとラボ』を展開しています。この度、第三回『おとラボ』として、特定非営利活動法人CANVASと共催でワークショップを開催します。子どもたちが、任天堂Wiiのリモコンをギターやピアノや指揮棒のように使って、体を動かしながら音楽を創作し、演奏します。
今後も、新しい音楽文化の発展と音楽制作の裾野の拡大のために、デジタル時代の知的財産・著作権を理解し、表現力を有する人材の育成を目指します。
開催概要
・『おとラボ』Wiiリモコンを使ってみんなで演奏 Yes, Wii can!!
大人気の『任天堂Wii』を使ってみんなで音楽を演奏するワークショップです。子どもたちはグループに分かれてバンドをつくり、指揮者や楽器の担当を決め、Wiiリモコンを動かしながらライブ演奏をします。これにより、子ども達は楽しみながら新しい技術を使い音楽を創る体験をします。また、制作した作品はすべてネット上で公開します。
・日程:2008年2月24日(日)13:30~16:30
・対象:小学3年生~小学6年生
・定員:10名
・会場: CANVASワークショップルーム(東京都台東区池之端4-14-1 木村ビル1F)
・公式webサイト: http://www.canvas.ws/otolabo/wii.html
主催
・慶應義塾大学DMC機構 http://www.dmc.keio.ac.jp
・特定非営利活動法人CANVAS http://www.canvas.ws
(*)「デジタルキッズ」:デジタル技術を活用した子どもの創造力・表現力を育む活動を推進するプロジェクト。そのための技術やカリキュラムの調査研究、開発を行い、実証実験としてのワークショップを開催。また、子どもたちが制作した著作物の管理・流通システムについての検討や、著作権教育も実施。
┏━┓
┃2┃What’s up DMC!
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼【gooリサーチ・慶應義塾大学共同調査】第2回「大学の講義の公開」に関する調査結果(2008.2.5)
インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を提供するNTTレゾナント株式会社と慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構は、全国のgooリサーチ登録モニターを対象に「大学の講義の公開」に関する調査を実施しました。本調査は、慶應義塾大学が日本オープンコースウェアコンソーシアム、代表幹事:慶應義塾大学DMC機構教授福原美三)の経験をふまえてNTTレゾナントと共同で調査の企画・設計・分析を行ったもので、平成18年12月に行った第1回目の調査と同じ条件で実施しました。
▽詳細: http://www.keio.ac.jp/pressrelease/080205.pdf
▼キッズ地域情報発信基地局 × ガキネマ Presents デジタルムービーワークショップ ~地域紹介ビデオをつくろう!~ 開催(2008.2.3)
キッズ地域情報発信基地局では、これまでに谷中や根津の色々なところへ取材に行き、様々な情報を発信してきました。
今回のワークショップでは、これまでに撮りためてきた、様々な素材を使って、子どもたちが街のおもしろスポットや人物を紹介する映像番組をつくりました。
・作品掲載ページ
http://www.canvas.ws/kichi/movie.html
・イベント当日のレポートページ
http://www.canvas.ws/kichi/outline.html
▼「第3回標準化戦略フォーラム:オープンイノベーション時代の三位一体戦略」開催(2008.1.30)
慶應義塾大学DMC機構では、2007年10月より「標準化戦略フォーラム」を立ち上げました。昨年11月に続き、2008年最初の標準化戦略フォーラムは「研究開発、技術標準化と知的財産権~オープンイノベーション時代の三位一体戦略~」と題して、富士通株式会社経営執行役、法務・知的財産権本部長/安全保障輸出管理本部長の加藤幹之氏をお迎えして開催いたしました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/262
▼コンテンツ政策フォーラム:「インターネット上の安全・安心に関する緊急フォーラム」開催(2008.1.21)
DMC機構では、2008年1月21日、三田キャンパス北館ホールにて、コンテンツ政策フォーラム「インターネット上の安全・安心に関する緊急フォーラム-未成年者向け携帯フィルタリングサービス原則化の是非を問う-」を開催いたしました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/253
▼JGN2アワード・デモ大賞受賞(2008.1.17)
LyKEIOnプロジェクトでは、2008年1月17日、超高精細映像伝送に使っている(独)情報通信研究機構の研究開発用ネットワークJGN2で二つの賞を受賞いたしました。
ひとつは、JGN2アワードアプリケーション賞で、超高精細映像の流通CineGridのネットワークの高度化に寄与したことを表彰されました。もうひとつはデモ大賞で、JGN2シンポジウムにおける超高精細映像の映像コンテンツ制作・流通支援技術のデモンストレーションが評価されました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
http://www.dmc.keio.ac.jp/
発行/慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構本部
お問い合わせ先 magazine-pub [at] ml.dmc.keio.ac.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○「DMCコミュニティマガジン」をお知り合いにぜひご紹介下さい。
メールマガジンの配信申込みは
http://note.dmc.keio.ac.jp/magazine/subscription/
から行えます。
○メールマガジン配信の登録をした覚えの無い方は、お手数ですが
magazine-pub [at] ml.dmc.keio.ac.jp
へご連絡下さい。
○メールマガジンの配信を停止したい方は、
http://note.dmc.keio.ac.jp/magazine/subscription/
から手続きをお願いいたします。