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デジタル知財プロジェクト（DIPP）キックオフシンポジウム2007

2007年7月3日更新[イベント]

2007年6月30日（土）、慶應義塾大学三田キャンパス東館6ＦGlobal Studioにて、「デジタル知財プロジェクト(DIPP)キックオフシンポジウム2007」を開催しました（「ワークショップコレクション2007」と同時開催）。（本フォーラムは文部科学省科学技術振興調整費の支援により開催されました。）

＜開催趣旨＞

DMC機構では、新体制のもと、デジタル知財プロジェクト（DIPP：Digital　Intellectual Property Project）をこのたび発足させました。DIPPは、DMC機構に設置された、デジタル時代の知的財産・著作権に関する研究を行うプロジェクトです。 DIPPでは、こどものデジタルコンテンツと知財をテーマとする研究「デジタルキッズ」をはじめ、様々なリアルプロジェクトやフォーラム活動などをスタートさせます。そこで、DIPPキックオフイベントとして、下記要領でシンポジウムを開催いたしました。本シンポジウムでは、DIPPの活動紹介（「デジタルキッズ」の紹介等）、「コンテンツ取引市場」および「ユビキタス特区」をテーマとしたパネルディスカッション、同時開催のワークショップコレクション2007 ご紹介等を行いました。

日時

2007年6月30日（土）13：30－17：00

場所

慶應義塾大学三田キャンパス東館6階 Global Studio
http://www.keio.ac.jp/ja/access/index.html

プログラム　（※登壇者敬称略）

＜第1部：デジタル知財プロジェクト（DIPP）イントロダクション＞

プレゼンター
- 「DIPPの概要」中村伊知哉　（慶應義塾大学DMC機構　教授）
- 「来場の皆様へのご挨拶」村井　純　（慶應義塾　常任理事）
- 「コンテンツ政策フォーラム」金　正勲　（慶應義塾大学DMC機構　准教授）
- 「メディア融合実験」菊池　尚人　（慶應義塾大学DMC機構　准教授）
- 「デジタルキッズ」石戸奈々子（慶應義塾大学DMC機構　助教）
- 「デジモジ」鬼塚　真　（㈱デジモジ　代表取締役社長）

＜第2部：パネルディスカッション「コンテンツ取引市場」＞

パネリスト
- 小笠原陽一　（総務省情報通信政策局コンテンツ流通促進室室長）
- 一瀬　鉄哉　（（株）ウォーク代表取締役社長）
- 森脇　信治　（（社）日本芸能実演家団体協議会実演家著作隣接権センター（CPRA）運営委員会運営委員）
- 井上　隆史　（アジア・コンテンツ・センター取締役）
モデレーター
- 中村伊知哉　（慶應義塾大学ＤＭＣ機構　教授）

＜第3部：パネルディスカッション「ユビキタス特区」＞

パネリスト
- 阪本　泰男　（総務省情報通信政策局総合政策課長）
- 岸　　博幸　（慶應義塾大学ＤＭＣ機構　准教授）
- 小野打　恵　（（株）ヒューマンメディア代表取締役社長）
- 根津　智幸　（慶應義塾大学ＤＭＣ機構　研究員）
モデレーター
- 菊池　尚人　（慶應義塾大学ＤＭＣ機構　准教授）

＜デジタル知財プロジェクト（DIPP）の概要＞

DMC機構では、本キックオフシンポジウムを皮切りに、デジタル知財プロジェクト（DIPP）を本格始動させます。DIPPは、下記に示した様々なリアルプロジェクトやフォーラム活動を行っていきます。

コンテンツ政策フォーラムコンテンツ政策に関する産学官による議論プラットフォーム。昨年度までの「クリエイティブ産業政策フォーラム」の活動を継承した活動。

通信・放送法制ワーキンググループデジタル時代の通信・放送法体系の世界的モデル提案を目指すワーキンググループ。 ※「2015年の通信放送法体系試案」（PDF）　（中村伊知哉教授発表資料）

デジタル著作権ワーキンググループデジタル時代の新しい著作権制度の提案を目指すワーキンググループ。

リアルプロジェクト：メディア融合実験メディア融合に関して産学官による制度・技術・ビジネスモデル・デザインの実証実験を行うリアルプロジェクト。

リアルプロジェクト：デジタルキッズデジタル技術を活用した子どもの創造力・表現力の増進、著作物管理・流通システムの検討、それらを通じた著作権教育を行うリアルプロジェクト。

リアルプロジェクト：デジモジ一画ごとに動画で表示されるフォントの開発、フォントのデータベースの構築を行いデジタルメディアでの利用・普及を図ること等を目指す、民間企業や公益法人との共同研究プロジェクト。