【プレスリリース】 財団法人国際コミュニケーション基金 設立20周年記念事業シンポジウム開催(11/5)
2008年9月30日
報道関係者各位
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
財団法人国際コミュニケーション基金 設立20周年記念事業シンポジウム開催(11/5)
「未来の情報通信の課題と展望~こども・デジタルデバイド・国際交流~」
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構は、シンポジウム「未来の情報通信の課題と展望~こども・デジタルデバイド・国際交流~」を開催いたします。
「未来の情報通信」を中心に、「こども・デジタルデバイド・国際交流」を基本テーマとして、各分野の専門家の方々をパネリストとしてお招きします。
また、本シンポジウムに先立ち開催された、こども向けワークショップ「~デジタルで世界とつながる~コマどりアニメで国際交流」を事例として紹介しながら、未来の情報通信に関する課題と展望を探っていきます。
つきましては、イベント欄へのご掲載、また当日のご取材をよろしくお願い申し上げます。
1. 開催概要
「未来の情報通信の課題と展望~こども・デジタルデバイド・国際交流~」
(1)日 時:2008年11月5日(水) 18:00~20:00
(2)会 場:慶應義塾大学三田キャンパス東館 6F「GLOBAL STUDIO」
(交通アクセス: http://www.keio.ac.jp/ja/access/index.html )
(3)対 象:入場無料、どなたでもご参加いただけます。
(4)定 員:100名
(5)申込方法:以下の公式サイトより事前にお申込ください
(公式サイト: http://www.icf.or.jp/20_anniv )
(6)主 催:慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
財団法人国際コミュニケーション基金
(7)運営協力:特定非営利活動法人 CANVAS
(8)コーディネーター:中村 伊知哉(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
(9)パネリスト:伊藤 泰彦(財団法人国際コミュニケーション基金理事長、KDDI㈱副社長)
内海 善雄(前国際電気通信連合(ITU)事務総局長)
季 里(ビジュアルプロデューサー)
古川 享(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
2. 趣旨
わが国では、2000年前後からのブロードバンドネットワークの普及に代表されるように、情報通信基盤の整備が進み、様々な分野での情報通信技術の利活用がひろがっています。それらは、デジタルデバイドの是正、国際競争力の強化、インターネットの安全安心利用の促進といった、さまざまな課題を抱えながらも、新しい文化を生み、様々な課題を解決する切り札として、期待されています。
国家政策においても、「e-Japan戦略」、「e-Japan戦略Ⅱ」、「u-Japan政策」といった施策の推移でみられるように、情報通信基盤をいかに利活用していくかが、重要な課題となっています。
本シンポジウムでは、これらの状況と、先に開催いたしましたこども向けワークショップ「~デジタルで世界とつながる~コマどりアニメで国際交流」(※)をふまえ、情報通信の課題や展望を探り、未来の情報通信のあり方を提言することを趣旨としています。
(※)ワークショップ「~デジタルで世界とつながる~コマどりアニメで国際交流」
本年、7月~8月に、日本、カンボジア、イタリアの3 カ国で開催されたこども向けワークショップ。各国のこどもたちが2 回ずつワークショップに参加し、そこで生まれた図案や作品を相互に交換・共有し、それらを利用してアニメーション作品を作り上げました。こどもたちは、制作の過程や他の国の子どもたちの作品を見ることを通じて、お互いの国の文化や生活様式を感じとることができました。
第1回ワークショップ(7/13): http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/406
第2回ワークショップ(8/24): http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/431
3.プログラム(予定)
18:00~18:10 ご挨拶
伊藤泰彦(財団法人国際コミュニケーション基金理事長、KDDI㈱副社長)
18:10~18:30 オープニングトーク
中村伊知哉(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
>>基本テーマ「未来の情報通信、こども、デジタルデバイド」に関する総括
18:30~19:00 事例紹介「~デジタルで世界とつながる~コマどりアニメで国際交流」
石戸奈々子(NPO法人CANVAS副理事長、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構特別研究助教)
>>ワークショップの様子やこどもたちの作品紹介
19:00~19:55 パネリストディスカッション
伊藤泰彦(財団法人国際コミュニケーション基金理事長、KDDI㈱副社長)
内海善雄(前国際電気通信連合(ITU)事務総局長)
季里(ビジュアルプロデューサー)
古川享(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
コーディネーター:中村伊知哉氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
>>テーマ例:未来の情報通信、デジタル時代の創造・表現、デジタルデバイドへの対応、日本の国際戦略、こどもたちのためにできること
19:55~20:00 Q&A/終了
4.主催・協力
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
( http://www.dmc.keio.ac.jp )
2004年に文部科学省科学技術振興調整費の戦略的研究拠点育成プログラムに採択され、設立。デジタルコンテキストの創造と流通の活動を一般の人々に開放し、新しい産業分野を切り拓くことを目的に、研究開発・国際流通促進・人材育成を展開。
財団法人国際コミュニケーション基金 (ICF) ( http://www.icf.or.jp )
1988年にKDDI株式会社(当時は国際電信電話株式会社)の出捐で設立。国際コミュニケーションの促進を図り世界の調和ある健全な発展に寄与する、という設立目的に沿って、助成・援助事業を行っている。設立20周年を記念した一連の事業として、ワークショップとシンポジウムを開催する他、カンボジアに学校を建設するためのチャリティコンサートを来年2月4日に開催予定。
特定非営利活動法人CANVAS( http://www.canvas.ws )
ワークショップ関係者、企業、行政、アーティスト、学校教育関係者など、様々な方々と連携しながら、こども向け参加型創造・表現活動を全国に推進。
*本資料は、文部科学記者会、新聞各社科学部・文化部などに送信させていただいております。
*ご取材の向きは、事前に下記までご一報下さいますようお願い申し上げます。
【本発表資料のお問い合わせ先】
・慶應義塾広報室 担当:兒玉、田中
Phone:03-5427-1541 Fax:03-5441-7640
E-mail:m-koho[at]adst.keio.ac.jp URL: http://www.keio.ac.jp
・特定非営利活動法人CANVAS
Phone:03-5534-8088 FAX:03-5534-8081 E-mail: information[at]canvas.ws
参考資料 PDF:
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2008/kr7a43000000fku9-att/080930.pdf