Archive for July, 2007

2007年7月号 DMC機構、「データキャストコンソーシアム」を設立, etc.

Friday, July 20th, 2007

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DMCコミュニティマガジン vol.12 2007年7月号【改】
━━━━━━Research Institute for Digital Media and Content
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Keio University━━━
┌───┐ 【1】DMCからのお知らせ
│もくじ│・「データキャストコンソーシアム」を設立
└───┘・「緊急産官学フォーラム:デジタル時代の融合法体系を考える」開催
・~情報発信の達人になろう!~「第1回 親子ワークショップ」開催
・日本ソフトウェア科学会チュートリアルに協力
【2】What’s up DMC!
(DMC最新事情。過去1ヵ月のDMCニュースダイジェストです。)

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┃1┃DMCからのお知らせ
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▼「データキャストコンソーシアム」を設立 (2007.7.2-)
DMC機構は、株式会社シュエンテック、株式会社ネクストウェーブと共に「データキャストコンソーシアム(DCC)」を設立しました。データキャストとは放送波を用いたデータ配信システムを指します。
コンテンツ(情報内容)流通のデジタル化にともない、あらゆる伝送経路、さまざまなデバイス(端末)にむけたコンテンツ配信の仕組みが求められている中で、DCC では次世代のマルチメディア放送を実現するため、各種企業や個人と連携して技術検討、実証実験、および標準化提案を行うことを目的としています。放送局や通信会社、コンテンツ制作会社やハードウェア制作会社などと共同で広範囲に渡る技術検討、実証実験を行う本事業は他に例をみない新しい試みです。
▽活動内容:
1. 様々なデータ形式を柔軟に扱う事が可能なデータ転送仕様の策定
2. 各種実験への仕様提供、実装支援
3. 仕様の標準化提案
4. 実サービスへの提言と仕様開示
▽活動期間・方法:
2007年7月から2009年3月までの期間を予定しており、インターネット上でのウェブフォーラム、メーリングリストなどを活用した迅速な活動を行います。また、必要に応じて会合を行います。
▽構成メンバー:
(代表)稲蔭正彦 慶應義塾大学 環境情報学部 教授・DMC機構 運営委員会委員
(副代表)根津智幸 慶應義塾大学DMC機構 研究員
(幹事組織)慶應義塾大学DMC機構、株式会社シュエンテック、株式会社ネクストウェーブ
※現在、参加いただける企業・個人の方を募集しております。詳しくは下記ウェブページをご覧ください。参加申し込み等もこちらからお願い致します。
▽詳細:  http://www.data-cast.org/
(プレスリリース)  http://www.keio.ac.jp/pressrelease/070702-2.pdf

▼「緊急産官学フォーラム:デジタル時代の融合法体系を考える」開催 (2007.7.27)
慶應義塾大学DMC機構では2007年6月19日に発表された総務省融合法体系研究会の中間取りまとめを受け、「緊急産官学フォーラム:デジタル時代の融合法体系を考える」を開催することになりました。ご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。フォーラム終了後は、懇親会を予定しています。

「緊急産官学フォーラム:デジタル時代の融合法体系を考える」
日時:2007年7月27日(金)18:00-20:30
会場:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
http://www.keio.ac.jp/access.html
(いつもと場所が異なりますので、ご注意ください)
主催:慶應義塾大学DMC機構デジタル知財プロジェクト(DIPP)
登壇者(50音順・敬称略):
岸 博幸(慶應義塾大学DMC機構准教授/元竹中総務大臣秘書官)
阪本泰男(総務省情報通信政策局総合政策課長)
中村伊知哉(慶應義塾大学DMC機構教授/国際IT財団専務理事)
前川英樹(東京放送社長室参与/TBSメディア総合研究所社長)
松原 聡(東洋大学経済学部教授/元竹中懇談会座長)
コーディネーター:
金正勲氏(慶應義塾大学DMC機構准教授)
参加申し込み:
kim [at] dmc.keio.ac.jp
お名前、所属をご記入の上、お申し込みください。
(本フォーラムは文部科学省科学技術振興調整費の支援により開催されます)

▼~表現力をみがいて、情報発信の達人になろう!~「第1回 親子ワークショップ」開催 (2007.7.26)
2007年7月26日、慶應義塾大学三田キャンパスにて、「第1回親子ワークショップ」(主催:特定非営利活動法人CANVAS、特定非営利活動法人ブロードバンドスクール協会、 共催:DMC機構)が開催されます。親子でインターネットを利用する際のルールやマナーを学びながら、相田みつをの作品に触れ、ことばによる表現に挑戦したり、ブログを使った情報発信に取り組んだりします。ゲストに俳優の市川洋介氏と、相田みつを美術館館長の相田一人氏をお迎えします。
今回のワークショップは、DMC 機構による「デジタル知財プロジェクト(DIPP:Digital Intellectual Property Project)」の「デジタルキッズ」(こどものデジタルコンテンツと知財をテーマとする研究)の一環として開催されるものです。
▽詳細:  http://www.canvas.ws/

▼日本ソフトウェア科学会チュートリアル「Cellプロセッサの基礎と利用」に協力 (2007.8.6)
DMC機構は2007年8月6日(月)に開催されます、日本ソフトウェア科学会チュートリアル「Cellプロセッサの基礎と利用」の開催に協力致します。
概要:
チュートリアルは、Sony PlayStation3 (PS3) のプロセッサとして注目を集めているCellプロセッサの概要と使い方についての講演となります。Cellプログラムを書くために必要となる、Cellの概要とCellプログラミングの導入、プログラムの基本要素となるテクニックなどを中心に紹介します。家庭でのデジタルメディア処理技術の高度化の推進役として注目を集めているCellプロセッサの技術的な概要について知ることができるチュートリアルです。
日時: 2007年8月6日(月)午後1時30分~午後5時(受付開始・午後1時)
講師: 株式会社フィックスターズ Cell事業部 安田絹子
コーディネーター/進行: 慶應義塾大学 DMC機構専任講師 遠山緑生
詳細/申し込み:
http://www.jssst.or.jp/plan/cell-processor-20070806.html

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┃2┃What’s up DMC!
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▼大学院メディアデザイン研究科、説明会開催 (2007.7.7, 13)
DMC機構の人材育成の取り組みの成果である大学院メディアデザイン研究科の設置が文部科学省に正式に受理されました。
▽詳細:文部科学省HP
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/06/07061816.htm
2008年4月開設に向けて、説明会が2007年7月7日(会場:東京・三田)、7月13日(会場:大阪)で行われました。
▽詳細:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科HP
http://www.kmd.keio.ac.jp/

▼Googleのアダム・スミス氏が特別講義 『Googleのコンテンツビジネス戦略』 (2007.7.6)
創立150年記念・DMC機構主催の特別講義「Googleのコンテンツビジネス戦略―― Google with human knowledge」が2007年7月6日、三田キャンパス東館6階にて開催されました。講師のアダム・スミス氏はGoogle Inc.のプロダクト・マネージメント・ディレクターで、Googleブック検索、Googleスカラー、及びGoogleニュースアーカイブ検索の開発責任者です。会場には学生、研究者など70名以上が集まり、熱心な質問が相次ぎました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/87

▼DMCウェブサイトをリニューアル (2007.7.2)
2007年7月2日、DMCウェブサイトのトピックスページをリニューアルしました。RSSや記事の検索機能を追加し、月やカテゴリ別のリストページを用意しました。これによりDMCの活動をよりわかりやすく、迅速にお伝えして参ります。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/

▼「ワークショップコレクション2007」開催 (2007.6.30-7.1)
2007年6月30日、7月1日の2日間、慶應義塾大学三田キャンパスにて「ワークショップコレクション2007」(主催:DMC機構、特定非営利法人CANVAS)が開催されました。最新の子ども向けワークショップを一堂に集めたワークショップの博覧会です。会場にはDMC機構のプロジェクト「サウンド・エデュケーション」を始めとする全国34のワークショップが集まり、2日間で6500人が訪れる大盛況の結果となりました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/65

▼「デジタル知財プロジェクト(DIPP)キックオフシンポジウム」開催 (2007.6.30)
DMC機構では2007年6月30日、この度発足したデジタル知財プロジェクト(DIPP:Digital Intellectual Property Project)のキックオフシンポジウムを開催しました。本シンポジウムでは、DIPPの活動紹介(「デジタルキッズ」「コンテンツ政策フォーラム」「メディア融合実験」の紹介等)、「コンテンツ取引市場」および「ユビキタス特区」をテーマとしたパネルディスカッション、同時開催の「ワークショップコレクション2007」の紹介等を行いました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/36

▼デジタル知財プロジェクト、ウェブサイトを立ち上げ (2007.6.30)
2007年6月30日、デジタル知財(DIPP)プロジェクトがウェブサイトを立ち上げました。
http://dipp.dmc.keio.ac.jp/

▼4Kオペラ映像、アムステルダムからサンディエゴへライブ伝送 (2007.6.20, 21)
DMC機構LyKEIOn Projectでは、2007年6月20日、21日、アムステルダムにおいて、第60回オランダフェスティバルのパフォーマンス(Era La Notte;イタリアバロックのアリア、ソプラノAnna Caterina Antonacci)を臨場感のある4K映像と多チャネルサウンドで収録し、同時にJPEG2000で圧縮した4K映像と5.1CHサウンドを世界で初めて大西洋を越えて、アムステルダムからサンディエゴまでライブ伝送するという実証実験に成功しました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/95

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慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
http://www.dmc.keio.ac.jp/
発行/慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構本部
お問い合わせ先 magazine-pub [at] ml.dmc.keio.ac.jp
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