Archive for March, 2008

DMCコミュニティマガジン 回想のヴィトゲンシュタイン特別上映会開催ほか

Tuesday, March 25th, 2008

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DMCコミュニティマガジン vol.21 2008年3月号
━━━━━━Research Institute for Digital Media and Content
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Keio University━━━
┌───┐ 【1】DMCからのお知らせ
│もくじ│・回想のヴィトゲンシュタイン特別上映会
└───┘・「おとラボ」第4回ワークショップ開催のお知らせ

【2】What’s up DMC!
(DMC最新事情。過去1ヵ月のDMCニュースダイジェストです。)

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┃1┃DMCからのお知らせ
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▼岡崎乾二郎《回想のヴィトゲンシュタイン》特別上映会のお知らせ(2008.4.4)
DMC機構 LyKEIOnプロジェクトでは、以下のイヴェントに技術協力しています。
ご興味のある方は、直接主催者にお申し込みいただきご参加ください。

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特別上映
岡崎乾二郎《回想のヴィトゲンシュタイン》
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造形作家、岡崎乾二郎の8ミリ映画《回想のヴィトゲンシュタイン》(1988)がデジタル化され、20年ぶりに上映されます。
[上映作品]
《回想のヴィトゲンシュタイン》1988/60min/デジタル版[オリジナル:8mm]
※トークイベントあり(デジタル化についての解説+参考映像の上映を予定)
[開催概要]
■日時:2008年4月4日(金)18:30~ [18:15開場]
■会場:旧四谷第三小学校体育館
〒160-0003 東京都新宿区本塩町2
※会場が体育館のため、履物を脱いでご入場いただきます。ご了承ください。スリッパ等が必要な方は各自ご持参ください。

[アクセス]
四ッ谷駅JR中央線・総武線四ッ谷口、東京メトロ南北線2番出口、丸の内線赤坂口よりそれぞれ徒歩5分(三栄通り沿いの四谷アート・ステュディウム隣が出入口となります。)

地図
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&am……r&om=1
■入場料:無料(※要予約)
■定員:150名
■主催:近畿大学国際人文科学研究所 四谷アート・ステュディウム
http://artstudium.org/
■技術協力:慶應義塾大学 デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構(DMC)
http://www.dmc.keio.ac.jp/
■プロジェクター提供:日本ビクター株式会社
■予約/問い合わせ先:
近畿大学国際人文科学研究所 四谷アート・ステュディウム
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5
http://correlative.org/access/index.html
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300

【作家プロフィール】
岡崎乾二郎[おかざき・けんじろう]
1955年東京生まれ。造形作家。1982年パリ・ビエンナーレ招聘以来、数多くの国際展に出品し、2002年にはセゾン現代美術館にて大規模な個展を開催。また、同年「ヴェネツィア・ビエンナーレ第8回建築展」(日本館ディレクター)や、現代舞踊家トリシャ・ブラウンとのコラボレーションなど、つねに先鋭的な芸術活動を展開している。近畿大学国際人文科学研究所教授。主な著書に『ルネサンス経験の条件』(筑摩書房)、『漢字と建築』(共著、INAX出版)、『れろれろくん』(ぱくきょんみとの共著、小学館)、『絵画の準備を!』(松浦寿夫との対談、朝日出版社)、『芸術の設計』(編著、フィルムアート社)などがある。

▼『おとラボ』第4回ワークショップ開催のお知らせ(2008.3.30)
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構(以下、DMC機構)は、「デジタル知財プロジェクト」(DIPP:Digital Intellectual Property Project)の一環として、子どものデジタルコンテンツと知財をテーマとする研究プロジェクト「デジタルキッズ」(*)を2007年4月に発足させ、子どもたちの音楽表現の可能性を拓くキッズデジタル音楽制作プロジェクト『おとラボ』を展開しています。
第三回『おとラボ』がご好評いただいた事を受け、子どもたちが任天堂Wiiのリモコンをギターやピアノのように使い、体を動かしながら音楽を創作、演奏する第四回ワークショップを開催いたします。
今後も、新しい音楽文化の発展と音楽制作の裾野の拡大のために、デジタル時代の知的財産・著作権を理解し、表現力を有する人材の育成を目指します。
1. 開催概要
・『おとラボ』Wiiリモコンを使ってみんなで演奏 Yes, Wii can!!
第三回『おとラボ』に引き続き、大人気の『任天堂Wii』を使ってみんなで音楽を演奏するワークショップです。子どもたちはグループに分かれてバンドをつくり、指揮者や楽器の担当を決め、Wiiリモコンを動かしながらライブ演奏をします。これにより、子ども達は楽しみながら新しい技術を使い音楽を創る体験をします。また、子どもたちが制作した作品はすべて下記の公式webサイト上で公開します。
・日程:2008年3月30日(日)13:30~16:30 ・対象:小学3年生~小学6年生 ・定員:10名
・会場: CANVASワークショップルーム(東京都台東区池之端4-14-1 木村ビル1F)
・公式webサイト: http://www.canvas.ws/otolabo/wii2.html
なお、第一弾『おとラボ』は2007年10月7日(日)に慶應義塾大学三田キャンパスで、第二弾『おとラボ』は2007年12月16日(日)、第三弾『おとラボ』は2008年2月24日(日)にCANVASワークショップルームで開催されました。
2. 主催
・慶應義塾大学DMC機構
2004年に文部科学省科学技術振興調整費の戦略的研究拠点育成プログラムに採択され、設立された組織。
デジタルコンテキストの創造と流通の活動を、一般の人々に開放し、新しい産業分野を切り拓くことを目的に、研究開発・国際流通促進・人材育成を展開。 URL: http://www.dmc.keio.ac.jp
・特定非営利活動法人CANVAS
企業、行政、アーティスト、学校教育関係者など、様々な方々と連携しながら、子ども向け参加型創造・表現活動を全国に推進。 URL: http://www.canvas.ws
(*)「デジタルキッズ」:デジタル技術を活用した子どもの創造力・表現力を育む活動を推進するプロジェクト。そのための技術やカリキュラムの調査研究、開発を行い、実証実験としてのワークショップを開催。また、子どもたちが制作した著作物の管理・流通システムについての検討や、著作権教育も実施。

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┃2┃What’s up DMC!
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▼デジタル知財プロジェクト「DIPP年次シンポジウム2008~コンテンツから切り開くデジタル新時代~」開催(2008.3.24)
デジタル知財プロジェクトは、2007年6月にスタートし、コンテンツ政策フォーラム、メディア融合実験、デジタルキッズを中心に活動を行ってきました。その2007年度の総括と2008年度における取り組みについてご報告すべく、「DIPP年次シンポジウム2008~コンテンツから切り開くデジタル新時代~」を開催いたしました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/292

▼インターネット海外交流 ~地域の魅力を伝えよう!~開催(2008.3.23)
『キッズ地域情報発信基地局』では、海外の子どもたちがブログを用いて文化情報発信活動を行うキッズアブログ(ブロードバンドスクール協会主催)と連携し、以前よりブログを通じて交流を行ってきた日本の子どもたちとニュージーランドの子どもたちとが、インターネット会議システムをもちいて、はじめて顔を合わせてのコミュニケーションを行いながら、お互いの地域の魅力をリアルタイムで伝えあう、国際交流イベントを実施いたしました。
http://www.canvas.ws/kichi/

▼コンテンツ政策フォーラム 「通信・放送法体系WG編:融合政策2.0:全体論から具体論へ」開催(2008.3.19)
デジタル知財プロジェクトでは、融合時代の法体系に関する議論を行う産官学WGを2007年7月から定期開催してきました。その総括フォーラムとして、2007年融合政策議論の総括と今後の議論の在り方を中心にオープンフォーラムを開催いたしました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/298

▼コンテンツ政策フォーラム 「デジタル著作権WG編:理想のデジタル著作権~私が文化庁長官だったら~」開催(2008.3.18)
デジタル知財プロジェクトでは、デジタル時代の著作権制度の在り方に関する議論を行う産官学WGを2007年7月から定期開催してきました。その活動を総括するものとして、デジタル時代に必要となる著作権法制度に関して、フォーラムを開催いたしました。2007年度のデジタル著作権法に関する論点を整理した上で、登壇者が、自らの理想のデジタル著作権法制度について意見を述べ、今後の著作権法政策に対して議論し、政策提案を行いました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/297

▼シンポジウム:デジタル映像アーカイブズの可能性―大学ミュージアム=アーカイブズを考えるIII―(2008.3.15)
駿河台大学文化情報学部共同研究グループと慶應義塾大学DMC機構では『シンポジウム:デジタル映像アーカイブズの可能性―大学ミュージアム=アーカイブズを考えるIII―』を開催いたしました。
このシンポジウムは、駿河台大学としては平成17年度より開始した共同研究による「大学ミュージアム=アーカイブズを考える」シンポジウムの第3回に当たり、大学における取り組みのみならず、広く「デジタル映像」の今日的課題について検討いたしました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/295

▼CENIC Award 受賞(2008.3.12)
慶應義塾大学DMC機構ならびに UCSD/Calit2 などはCENIC (The Corporation from Education Network Initiatives in California) より 『Experimental/Developmental Applications Award』を受賞しました。この受賞は2007年6月に行われた、CineGridのプロジェクト:オランダフェスティバルの4k映像と5.1チャネル音響のネットワーク中継の実験に対して授与されたものです。

▼土方巽舞踏大解剖別巻 「1000年刻みの日時計」研究上映会(2008.3.4)
2008年3月3日~4日の二日間にわたって行われる、身体医文化論研究会ワークショップ「老いと文化」の二日目に、土方巽が出演し、13年間に及ぶ構想・撮影で製作された、小川紳介による長編ドキュメンタリー映画『1000年刻みの日時計』(1986年)の研究上映が行われました。
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/273

▼『おとラボ』第三回ワークショップ開催(2008.2.24)
デジタル知財プロジェクトのデジタルキッズでは、第三回『おとラボ』として、特定非営利活動法人CANVASと共催でワークショップを開催いたしました。子どもたちが、任天堂Wiiのリモコンをギターやピアノや指揮棒のように使って、体を動かしながら音楽を創作し、演奏しました。
http://www.canvas.ws/otolabo/wii.html

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慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
http://www.dmc.keio.ac.jp/
発行/慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構本部
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