「ミュージアム・プロフェッショナルセミナー2008 第1回セミナー」開催
ミュージアム・プロフェッショナルセミナー2008
パブリック・ドメイン収蔵品資料の活用へ向けて
―美術館・博物館収蔵の映像資料のフェア・ユースを考える― 第1回セミナー
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構、ミュージアム・コミュニケーション・チャンネルプロジェクトでは、『ミュージアム・プロフェッショナル・セミナー2008』と題し、本年は「パブリック・ドメインとフェア・ユース」をテーマとしたシリーズ・レクチャーとディスカッションの場を計画しています。
第1回の講師は、マサチューセッツ工科大学の宮川繁教授。同大の講義公開プログラムOCW(Open Course Ware)の一環としてオンライン公開されている”Visualizing Cultures”(日本の歴史や文化を多角的に紹介するプログラム)を実現するために、アメリカの美術館はどのように画像を提供し、協力しているのかについて紹介して頂きました。アメリカのオンライン教育が、いかにパブリック・ドメイン資料とフェア・ユースの概念に支えられているのか、また、日本の美術館・博物館の映像コンテンツをオンライン教育プログラムで活用するためにはどのような仕組づくりが必要なのかを、議論しました。
▽講師:マサチューセッツ工科大学教授 宮川繁
「オンライン教育プログラム開発に不可欠な美術館・博物館の協力」―MITが進めるVisualizingCulturesプロジェクト―
▽日時:2008年5月29日(木)午後3時~5時
▽場所:トーキョーワンダーサイト青山 308号室
(渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山SOUTH棟3階)
▽対象:美術館・博物館、また広くミュージアム関連業務に従事している人、美術館・博物館で働くことを希望している学生。