「DMC最終年次シンポジウム:グローバル創造社会をデザインする(Designing The Global Creative Society)」開催
●開催趣旨
慶應義塾大学DMC機構は2004年に文部科学省の科学技術振興調整費の「戦略的研究拠点育成プログラム」に採択されて以来、デジタルメディアやコンテンツが切り開くグローバル創造社会の具現化に向け、研究開発、国際産官学連携、人材育成等の活動を行ってきました。そして今、科学技術振興調整費の最終年度を迎え、DMC機構の5年間の活動を総括するとともに、今後の研究推進体制について議論するシンポジウム「グローバル創造社会のデザイン(Designing The Global Creative Society)」を開催しました。
●開催日時
2009年3月6日(金) 9:30-18:10
●開催場所
シンポジウム会場: 慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
ショーケース: 慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホワイエ
4K上映会: 慶應義塾大学三田キャンパス 東館6F グローバルスタジオ
(交通アクセス: http://www.keio.ac.jp/ja/access/index.html )
●プログラム
- 9:30- 9:45 開会挨拶(安西祐一郎DMC機構長)
- 9:45- 9:55 挨拶(岩瀬公一文部科学省科学技術・学術総括官)
- 10:00-10:30 組織改革成果報告 (村井純DMC機構長代理)
- 10:30-11:30 研究成果報告(斉藤賢爾PMO委員長)
- 11:30-11:45 人材育成報告(稲蔭正彦KMD委員長)
- 11:45-12:00 評価委員長総括コメント(池上徹彦DMC機構評価委員長)
- 12:20-13:30 プロジェクトショーケース@北館ホール前/ 東館 6F (4K上映)
- 13:30-14:30 ARTセッション「ディレンマ/クレヴァスとともに」 モデレーター:前田富士男(文学部教授)
講演「現代アートとタイム・クレヴァス(仮)」水沢勉(<横浜トリエンナーレ2008>総合ディレクター、神奈川県立近代美術館)
「創造活動における身体性のトポス」前田富士男(文学部教授)
「身体・コントラ・デジタルのデザイン」美山良夫(文学部教授)・森下隆(アート・センター)
⇒舞踏家山本萌による会場での身体表現と、アーカイヴ画像上映
⇒声楽家(ソプラノ)広瀬奈緒による会場での演奏と、デジタル化楽譜の紹介
⇒北館ホール内におけるデューラー、ピカソ、クレー、ボイス、草間彌生らの作品展示 - 14:30-15:30 TECHNOLOGY セッション「テクノロジーが拓くメディア・コンテンツの新たな地平」 モデレーター: 太田直久(KMD教授)
・「映像可視化の最前線と課題」Dr. Tom DeFanti(Research Professor, University of California, San Diego)
・「高品質ライブコンテンツの最前線と課題」小野定康(DMC機構 教授)
・「コンテンツ創造学の最前線と課題」金子 満(東京工科大学)
・「コンテンツ利・活用、保存の最前線と課題」Mr. Laurin Herr(President, Pacific Interface) - 15:50-16:50 POLICYセッション「未来創造社会のための国家戦略」 モデレーター:金正勲(DMC機構 准教授)
・Kyong Sanghyun(初代韓国情報通信部大臣)
・内海善雄(国際電気通信連合 ITU 前事務総局長)
・菊池尚人(DMC機構 准教授) - 17:00-18:00 Digital Media and Content
モデレーター:中村伊知哉(KMD教授)
・村井純(機構長代理)
・青山友紀(DMC機構副機構長)
・所眞理雄(DMC機構副機構長)
・前田富士男(文学部教授) - 18:00-18:10 閉会挨拶(村井純DMC機構長代理)
●使用言語
午前セッション:日本語
午後セッション:英語or日本語(同時通訳あり)
●定員220名