ヴォーカル・カルテット・ワークショップと研究会開催
芸術的アンサンブルの創出とその成長プロジェクトでは、音楽資料のデジタル化と活用プロジェクトの協力をえて、昨年開催した「目隠しカルテット」ワークショップの成果をふまえるとともに、その検証と教材作成をめざして、下記のワークショップと公開研究会を開催いたしました。
ヴォーカル・カルテット・ワークショップ/音楽による「社交」的アンサンブルの形成――芸術的アンサンブルのなかにあるインタープレイキャッチ、グリーといったクラブ、バーバーショップ・カルテットなど、男性のみの社交の席では、ヴァーカル・アンサンブルが重要な役割を果たしました。その音楽を「音楽資料のデジタル化と活用」プロジェクトが復元し、録音セッションをおこなう機会にあわせ、本プロジェクトとしてワークショップを開催するとともにレクチャーと討論をレコーディング見学をふまえた研究会を併催いたしました。
▽日時:2008年1月17日(木) 午後5時 レコーディング見学 午後6時30分 ワークショップと公開研究会
▽会場:渋谷・白寿ホール http://www.hakujuhall.jp/top/index3.html
▽演奏:浅井隆 (バリトン)ほか
▽レクチャー:
美山良夫 合唱倶楽部 音楽による社交か、社交のための音楽か
篠田大基 社交アンサンブルの楽譜とnotation
▽コメンテーター:金子哲理 インタープレイの即興性とレコーディング:相克と調和