━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
DMCコミュニティマガジン vol.31 2009年1月号
━━━━━━Research Institute for Digital Media and Content
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Keio University━━━
┌───┐ 【1】DMCからのお知らせ
│もくじ│・DMC最終年次シンポジウム開催
└───┘・DIPP最終報告会開催
・DMC 研究プロジェクト最終ショーケース開催
・コンサート「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」第2回開催
・国際シンポジウム開催
・国際舞踏カンファレンス開催
【2】What’s up DMC!
(DMC最新事情。過去1ヵ月のDMCニュースダイジェストです。)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━┓
┃1┃DMCからのお知らせ
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼「DMC最終年次シンポジウム:グローバル創造社会をデザインする(Designing The Global Creative Society)」開催のお知らせ(2009.3.6)
●開催趣旨
慶應義塾大学DMC機構は2004年に文部科学省の科学技術振興調整費の「戦略的研究拠点育成プログラム」に採択されて以来、デジタルメディアやコンテンツが切り開くグローバル創造社会の具現化に向け、研究開発、国際産官学連携、人材育成等の活動を行ってきました。そして今、科学技術振興調整費の最終年度を迎え、DMC機構の5年間の活動を総括するとともに、今後の研究推進体制について議論するシンポジウム「グローバル創造社会のデザイン(Designing The Global Creative Society)」を開催します。
●開催日時 2009年3月6日(金)9:30-18:10
●開催場所 シンポジウム会場: 慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
ショーケース: 慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホワイエ
4K上映会: 慶應義塾大学三田キャンパス 東館6F グローバルスタジオ
(交通アクセス: http://www.keio.ac.jp/access.html )
●プログラム案
9:30- 9:45 開会挨拶(安西祐一郎DMC機構長)
9:45- 9:55 挨拶(泉紳一郎文部科学省科学技術・学術政策局局長)
10:00-10:30 組織改革成果報告 (村井純DMC機構長代理)
10:30-11:30 研究成果報告(斉藤賢爾PMO委員長)
11:30-11:45 人材育成報告(稲蔭正彦KMD委員長)
11:45-12:00 評価委員長総括コメント(池上徹彦DMC機構評価委員長)
12:20-13:30 プロジェクトショーケース@北館ホール前/ 東館 6F (4K上映)
13:30-14:30 ARTセッション「ディレンマ/クレヴァスとともに」 モデレーター:前田富士男(文学部教授)
講演「タイム・クレヴァス(仮)」水沢勉(<横浜トリエンナーレ2008>総合ディレクター、神奈川県立近代美術館)
「感性論からみる創造性概念(仮)」前田富士男(文学部教授)
「身体・コントラ・デジタルのデザイン(仮)」美山良夫(文学部教授)・森下隆(アート・センター)
⇒山本萌による会場での身体表現・コントラ・デジタルアーカイヴ画像上映(予定)
⇒会場での音楽演奏・コントラ・デジタル化楽譜(予定)
⇒北館ホール内におけるデューラー、ピカソ、ボイス、草間彌生らの作品展示(予定)
14:30-15:30 TECHNOLOGY セッション
モデレーター: 太田直久(KMD教授)
・Tom DeFanti(UCSD)
・小野定康(DMC機構 教授)
・金子 満(東京工科大学)
15:50-16:50 POLICYセッション
モデレーター:金正勲(DMC機構 准教授)
・Kyong Sanghyun(初代韓国情報通信部大臣)
・内海善雄(国際電気通信連合 ITU 前事務総局長)
・荒井寿光(前内閣官房・知的財産戦略推進事務局長、DMC機構評価委員)
・菊池尚人(DMC機構 准教授)
17:00-18:00 Digital Media and Content
モデレーター:中村伊知哉(慶應義塾大学KMD教授)
・村井純(機構長代理)
・青山友紀(DMC機構副機構長)
・所眞理雄(DMC機構副機構長)
・前田富士男(文学部教授)
18:00-18:10 閉会挨拶(村井純DMC機構長代理)
●使用言語
午前セッション:日本語
午後セッション:英語or日本語(同時通訳あり)
●定員220名
●申込
お名前、ご所属、E-mailをお書きの上、
件名:「シンポジウム申込」として下記までE-mailでお申し込みください。
dmc-sympo081024[at]dmc.keio.ac.jp
▼DIPP最終報告会開催のお知らせ(2009.2.2)
DIPP(デジタル知財プロジェクト)では、最終報告会およびパネルディスカッションを開催いたします。
-日時: 2009年2月2日(月 )
-最終報告会: 17時半~20時(受付開始17時)
-懇親会: 20時半~22時
-会場: 慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
-内容:
17時半~18時半 プロジェクト報告
休憩(10分)
18時40分~20時 パネルディスカッション
■問題提起(5分)
■ディスカッション(80分)
テーマ
・個別最重要課題
・共通課題
・ネット権
・産官学連携
■質疑応答 (5分)
■登壇者(敬称略):
小笠原陽一(総務省情報流通行政局コンテンツ振興課課長)
村上敬亮(経済産業省商務情報政策局メディア・コンテンツ課課長)
山下和茂(文化庁長官官房著作権課課長)
石戸奈々子(慶應義塾大学DMC機構助教)
菊池尚人(慶應義塾大学DMC機構准教授)
金正勲(慶應義塾大学DMC機構准教授)
■モデレーター
中村伊知哉(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
懇親会: 終了後、懇親会を開催いたします。
会費: 5000円/人(税込み) 場所: 中国飯店三田店
申込、詳細URL: http://dipp.dmc.keio.ac.jp/forum090202.html
▼DMC 研究プロジェクト最終ショーケース開催のお知らせ(2009.2.2)
DMC 研究プロジェクト・ショーケースは、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構 (DMC) の研究者たちの研究成果を一般に向けて公開する展示会シリーズです。
最終回となる今回は、今年度稼働している全研究プロジェクトが一同に介し、ポスター&デモの展示を行います!ぜひ、お近くの、デジタルメディア・コンテンツ領域に興味のある方々をお誘い合わせの上、奮ってご参加ください。
日時:2009年2月2日(月)
-出展紹介: 13:00-14:45 (4K 映像の上映を含む)
-休憩: 14:45-15:00
-出展: 15:00-18:00
場所:慶應義塾大学三田キャンパス東館6F グローバルスタジオ
●出展一覧と見どころ
・OCW プロジェクト
慶應義塾OCWでは今年世界初のiPhone専用OCWサイトを開設しました。これでPCからiPod,iPhoneまで、いつでもどこでも慶應義塾の正規講義(一部)を視聴できる環境を実現しました。また、PCでは講義映像に自由にコメント質問を貼り付ける機能も提供し、オープンかつ双方向の学習コミュニティ形成も目指しています。
・ポートフォリオBUTOH
ポートフォリオBUTOHでは、<動きのアーカイヴ>の構築のために撮影した膨大な映像を保持している。今後、さらに、映像素材の適切な保存と、舞踏家、映像専門家、アーカイヴの協同研究をふまえて有効な公開をはかっていかねばならない。その一つの方法として、すでに映像編集ソフトのタイムラインを活用することを試みて発表してきた。3月の最終報告とあわせて、その試みを方法論を確立することを前提に展開し、充実させる作業を続けて、新しいプレゼンテーションのスタイルとコンテンツを提示したいと考えている。
・芸術的アンサンブルの創出とその成長
本プロジェクトは、芸術の共同制作の「場」をテーマに、実験的ワークショップの実施と分析から、デジタルネットワーク時代の人々の共感的コミュニケーションの過程を考察してきました。とりわけ本年度は、「聴くこと」の社会的意義を多角的に取り上げ、「目隠しカルテット」による合奏者間のコミュニケーション分析、「アプリコアマチュア音楽祭」や「うたの住む家」の参与観察を通した音楽するコミュニティの理論化、複数の音響システムを駆使した「HEREing Loss」ワークショップ&ダンスパフォーマンスによる音の共同体験と芸術的経験の創出などを行いました。今回は、こうした取り組みを、映像資料などによって報告します。
・サウンド・エデュケーション・プロジェクト
サウンド・エデュケーション・プロジェクトでは、「音を聴く」ことを通じた感性の醸成を追ってきました。ワークショップの開催等を通じてわかってきたのは、どのように「音を聴く」場面を設定すると感性の醸成に繋がるかということ。今回のショーケースでは、「音を聴く」モードに誘うための3つの作戦を紹介します。
1.音で遊ぶ様々なグッズ
2.ワークショップで行う「音を聴く」遊び(ビデオ)
3.日本各地の音風景の変わった聴き方
・音楽資源統合リポジトリー
日本には、これまでほとんど公開の機会にめぐまれなかったクラシック音楽の資料(楽譜・理論書など)が多数存在しています。ベートーヴェンやリストの自筆楽譜をはじめとする世界屈指の音楽コレクションでありながら、現在非公開の「南葵音楽文庫」もそのひとつです。本プロジェクトは「南葵音楽文庫」所蔵の音楽資料をデジタルコンテンツとして資源化し、流通させる試みを続けてきました。今回のショーケースでは、本プロジェクトが世界で初めて撮影した手稿資料のデジタル画像をお見せしながら、出版楽譜が作られていくまでの校訂作業を体験していただくとともに、そうした活動の成果として開催されたコンサート「麻布飯倉南葵楽堂の記憶」(2008年1月20日、2009年2月1日)について報告いたします。
・リケイオンプロジェクト
LyKEIOnでは、今までの4K高品質動画像の制作、流通、共有、保存の研究成果をポスターにて展示する他に、LCDモニターで実際の映像を評価していただきます。さらに、別のセッションとして大画面のスクリーンにて、4K映像の上映と解説を行います。4kディジタルシネマシステム用のコンテンツは、大部分が、従来の映画やテレビとは異なるものとなります。たとえば、劇場やスタジアムでのイベントに対し10~30秒程度の短いカットをつなぎ合わせるものではなく、全体を1ショットで撮影した編集やカメラワークを極力抑えた形となります。これはコンテンツ制作コストの点で画期的な低減を実現し、かつ非常に興味深い、人々を魅了するものとなると予想されます。4K映像の有するこのような特性を、アムステルダムで収録された<Era La Notte(プリマドンナ:Anna Caterina Antonacci)>を例に、大画面のスクリーンに投影して、具体的な解説を行います。
・Sustainable e-Learning(SEL)
2007年に民間10 組織協賛により発足した「e ラーニングビジネスモデル研究会」は、3つのプロジェクトを創出しました。その1つ「ワーク・ライフ・バランス(WLB)を考慮したキャリア教育支援プロジェクト」は、株式会社電通、テンプスタッフ株式会社、日本女子大学等と推進するものです。主に女性を対象に「自己のWish(願い)を見つめ、ワーク・ライフ・バランスについて考える機会を提供する」と共に、「個人と組織がWish(願い)をシェアすることで、皆が納得できる政策・人事制度の実現に資する」ことを目標に、データを登録・閲覧し、共有するためのツールとしてコミュニティ型Webサイト「MyWish(携帯版・PC版)」を開発、2008年10月2日からテンプスタッフ、日本女子大学にて実証実験を開始しています。
・ミュージアム・コミュニケーション・チャンネル・プロジェクト
MCCPではミュージアムにおける情報デザインの研究を推進し、特にインターネット上におけるミュージアム動画をどう活用するかの議論を進めるため「パブリック・ドメインとフェア・ユース」というテーマでの連続プロフェッショナルセミナーを行い、その集大成として国際シンポジウム「パブリック・ドメイン収蔵品資料の活用へ向けて―美術館・博物館収蔵の映像資料のフェア・ユースを考える―」を 2009年1月24、25日に開催します。共同研究先のミュージアムでの動画利用事例とともに、近未来におけるミュージアムとミュージアム・コンテンツの可能性について報告します。
・共感動経済と P2P 2.0 プロジェクト
本プロジェクトは資本主義の「次のかたち」を研究し、その実現の一部を担うための実践活動を行ってきました。今回の展示では、研究の成果として、現在の経済不況に対し 3つの切り口から処方箋を提示します。
1.「お金」について。市場の失敗を引き起こした現在の投機マネーとは異なる個人間の信頼に基づいた自律分散型のお金「i-WAT on wija」を紹介します。
2.「信頼」。複雑化する生活環境の中で信頼できる人との関係性を担保するのに活用しうる「共感を用いたパーソナライズ検索システムCompass」を応用した地域SNSやアート版ソーシャルブックマークサイト「EMISEL」を紹介します。
3.「環境」。人間が自然環境と調和的に生きるための新しい基盤づくりをすべく、近傍性を重視する地産地消P2Pモデルにより財の交換を創発する「地球規模OS外殻」を紹介します。
・デジタル知財プロジェクト
本プロジェクトでは、情報の国際的な共有・流通の進展に対応する制度、ビジネスモデル、技術を追求してきました。特に、デジタルメディア法制度について、世界的なモデルを設計することとし、政府の担当者と関連分野の研究者を糾合したフォーラムやWGを形成しました。現実に即した政策論を形成するため、産官学によるリアルプロジェクトを同時に進めてきた成果を紹介します。
また、同日、DIPP 最終報告会を実施いたします。詳細につきましては
http://dipp.dmc.keio.ac.jp/forum090202.html をご覧ください。
・標準化政策プロジェクト
昨今、経済のグローバル化が進み、技術革新のスピードが速い今日「国際標準化」の重要性が国内外で指摘されており、わが国でも、研究開発活動の成果を国際標準に結びつけることによって国際競争力を向上させることが喫緊の課題となっています。標準化政策プロジェクトは、従来の日本における標準化政策、諸外国における標準化政策について調査・研究するとともに、産官学議論プラットフォームである「標準化戦略フォーラム」での議論等を踏まえ、学際的、戦略的かつ国際的な視点から、今後の標準化政策の在り方について検討し提言を行います。
・CHIMERAプロジェクト
CHIMERAプロジェクトでは、今後益々融合化が進んでいく伝送メディアに着目し、それらの特性を活かしたコンテンツの流通基盤の構築、及びその上で実現される新しいコンテンツサービスについて理論・実践双方に渡る研究を行なっています。この中でも特に放送に着目し、放送と通信の協調を実現する「IP over デジタル放送(IoDB)」の実現に取り組んでいます。
「IP over デジタル放送(IoDB)」とは、デジタル放送上にインターネット環境を構築するシステムです。本展示では、開発したIoDBシステムを展示すると共に、想定するいくつかのサービスモデルについてのデモを行う予定です。
・KICS (Keio Information Concierge Service)
慶應義塾内の全ネットワーク上にある学術コンテンツを横断的に検索し、時系列やキャンパス単位での多次元分析を実現する Keio Information Concierge Service を開発しました。
・グローバルスタジオ
グローバルスタジオプロジェクトでは、人材育成など教育や研究といった大学における活動をインターネットを用いたコミュニケーション基盤によって推進することを目標としています。現在、4カ国6地点の大学/研究機関にグローバルスタジオと呼ばれるコミュニケーションスポットを構築し、人材育成などの各種プログラムの支援を行いつつ、コミュニケーションスポットに必要な機能や運営体制などの標準化を進めています。
・Digital Art for Intelligent Public Spaces
- presentation of the “Sound Agents” system, combining multi-agent system programming, real-time sound generation and spatialization. Each virtual agent is an invisible sound entity producing music, spatialized in a 3D space, which has its own autonomous behavior. We will present music experiments based on ants foraging behaviors, flocking behaviors, etc.
- presentation of the “red Light Spotters” system,
an interactive project which aims to create an open and real-time musical environment sharing relations with and extending a real physical ambient landscape. It encompass artistic creation process embedding image tracking, artificial intelligence with inductive original tempo tracking and beat prediction algorithms in order to produce emergent rhythmic processing for ambiant musical creation.
・DAAS (Digital Archives for Anything in Space) プロジェクト
本プロジェクトでは、「中小規模のコンテンツホルダが持っているデッドストックの史料を、いかにしてネット上で再流通させ、ライブストックにできるか?」という事を主な問題意識として、そのためのフレームワークを検討しています。特に、写真資料が持つ時空間的なメタデータをどのように提示することが、資料のネット上での積極的な活用につなげられるのかを考えています。今回のショーケースでは、このようなデジタルアーカイブの実運用例として、「建築・空間デジタルアーカイブス」と「ブラジル日系移民資料アーカイブス」の 2つのWebアーカイブを展示します。
・マルチプロジェクション, 高速ネットワークを用いた次世代アプリケーション群の研究開発
マルチプロジェクションシステムを用いたマルチプレイヤー形のネットワークゲーム環境等を開発しました。
各研究プロジェクトの内容につきましては、
http://www.dmc.keio.ac.jp/organization/project2008.html をご覧ください。
▼コンサート「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」第2回開催のお知らせ(2009.2.1)
音楽資源統合リポジトリー・プロジェクトでは、(財)読売日本交響楽団の協力をえてすすめている「南葵音楽文庫」貴重資料の資源化・流通をめざした活動から生まれた成果の発表と社会貢献のため、港区文化芸術振興基金助成により、下記のコンサートを開催いたします。
▽コンサートの趣旨と概要
音楽フロンティアみなと 再発見コンサート「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」第2回<カミングズ・コレクションの至宝から>
かつて港区にあった図書館「南葵音楽文庫」が所蔵していた貴重な楽譜を再現演奏します。「南葵音楽文庫」は、紀州徳川家第16代当主で、ケンブリッジ大学留学中に小泉信三とも交遊があった徳川頼貞が私財をもって建設したわが国初の音楽専門図書館でした。戦時中には蔵書が三田の慶應義塾図書館に寄託されるなど、慶應義塾ともつながりがあります。今回のコンサートは、この音楽文庫の資料コレクションの中核をなすW. H. カミングズの旧蔵書から曲目を精選して演奏いたします。
▽日時 2009年2月1日(日)14:00開演(開場13:30)
▽会場 JTアートホール アフィニス
http://www.jti.co.jp/JTI/arthall/index.html
▽曲目 パーセル:オペラ「インドの女王」 ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より (カミングズ・コレクション所蔵手稿による再現演奏) ほか
▽出演 広瀬奈緒(ソプラノ)ほか
▽レクチャー 「愛書家カミングズの遺産」 篠田大基(DMC助教)
▽チケット 一般2500円(当日料金3000円) 小中学生1200円(当日料金1500円)
▽主催・問い合わせ
音楽フロンティアみなと 再発見コンサート実行委員会
TEL・FAX 03-5418-6441
nankigakudo[at]gmail.com
▽助成
港区文化芸術振興基金助成事業
▽協力
財団法人 読売日本交響楽団
▽チケット取り扱い
ソナーレ・アート・オフィス
TEL 03-5754-3102・FAX 03-5754-3103
本コンサートの詳細は下記ブログをご覧ください。
http://nankigakudo.blog60.fc2.com/
▼国際シンポジウム「パブリック・ドメイン収蔵品資料の活用へ向けて」開催のお知らせ(2009.1.24-25)
パブリック・ドメイン収蔵品資料の活用へ向けて
―美術館・博物館収蔵の映像資料のフェア・ユースを考える―
Bridging the IP Gap: Realistic Models for Promoting Universal Access to Human Knowledge and Creativity
開催趣旨およびプログラム案は下記をご覧ください。
http://museum.dmc.keio.ac.jp/symposium2009/
□日時:2009年1月24日(土)、25日(日) 9時30分~17時30分
□会場:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
□定員:240名(参加無料)
□言語:日米同時通訳あり
□参加申し込み方法:
件名:『パブリック・ドメイン収蔵品資料の活用へ向けて』参加申し込み
お名前、ご所属、連絡先(電話およびE-mail)をお書きの上、下記までお申し込みください。
E-mail: mccp[at]ml.dmc.keio.ac.jp
※[at]を@にしてお送りください。
□お問い合わせ先:慶應義塾大学DMC機構 担当 山村
電話:03-5418-6432 (代表)
□主催:慶應義塾大学DMC機構
□助成:国際交流基金日米センター
□後援:アメリカ大使館、フランス大使館、駐日韓国大使館 韓国文化院、カナダ大使館、日本ミュージアム・マネジメント学会、全日本博物館学会、日本展示学会、アート・ドキュメンテーション学会、財団法人日本博物館協会
□協力:東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト、オリンパス株式会社未来創造研究所、株式会社文化環境研究所、早稲田システム開発株式会社、株式会社BCCKS、サントリー株式会社、ライトスピード株式会社
▼国際舞踏カンファレンス開催のお知らせ(2009.1.23-24)
Butoh Abroad Today: Its Extension and Succession
1978年に舞踏はパリにおいて初めて海外公演を行いました。以来、30年を経て舞踏は深化し拡散しつつ、さまざまな舞踏のスタイルとダンサーを輩出するとともに、世界に根を下ろし、世界の舞台芸術の一潮流として確立しています。
今日の、日本人の舞踏家の海外での活動や活躍からすれば、むしろ舞踏は海外で展開されているといっても過言ではありません。
また、慶應義塾大学アート・センターに設置されている土方巽アーカイヴには、年間を通して多くの外国人の研究者やダンサーが訪れ、その成果として、外国人による舞踏に関する研究が次々と生み出されています。
その事態は、今さら言うまでもありませんが、舞踏の国際化といっていいでしょう。
身体表現としての舞踏そのものは拡散し、変容し、いまなお定義しがたく、世界にアメーバー状に展開しているとはいえ、その国際化した現状を知ることもまた、舞踏の未来に重要なことであると思われます。
ポートフォリオBUTOHは、海外の舞踏研究者や海外で舞踏を実践し普及に努めているダンサーを招聘して、舞踏の海外での受容や活動の実際を報告していただき、情報を交換、共有しつつ、舞踏の今日と未来を討議する場を設けます。
今回の催しが契機となり、今後さらに海外との交流と相互理解が深められ、世界の中の舞踏の意味と意義が問われつつ、舞台芸術として広がり、舞踏研究が深化することを期待します。
□主催:慶應義塾大学DMC機構 ポートフォリオBUTOH
□運営:慶應義塾大学アート・センター 国際舞踏連絡協議会
□日時:2009年1月23、24日 (25日: video showing day) 14:00~18:00
□URL: http://note.dmc.keio.ac.jp/butoh/archives/51
□会場:慶應義塾大学(三田)東館 8F会議室・6Fグローバルスタジオ
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
【ゲストスピーチ】Pages Sylvians(フランス)、SU-EN(スウェーデン)、遠藤公義(ドイツ)、Katja Centonze(イタリア)
【コメンタリー(予定)】大野慶人、中嶋夏、笠井叡、室伏鴻、和栗由紀夫、正朔、パトリック・ドゥ・ヴォス、國吉和子
【モデュレート】小菅隼人、森下隆
国内外のダンサーと研究者を招いて、海外における舞踏の受容、舞踏の理解、舞踏の研究、舞踏の実践の報告と発表を受けて、共有された情報をもとに、海外、とくにヨーロッパでの舞踏の現在を討議して、舞踏の未来を展望します。
Butoh Abroad Today: Embodied Theory in Practice(2009.1.21-22)
海外のダンサーが舞踏のトレーニングや教育の実際をワークショップスタイルで公開・発表。海外での舞踏の実践を体験的に確認するとともに、国際化した舞踏の内容や方法を考察して、その意義や課題を討議し、舞踏の指導や教育のあり方を考えます(ワークショップ参加者募集!)。
□日時:2009年1月21、22日 14:00~18:00
□会場:財団法人セゾン文化財団・森下スタジオ
http://www.saison.or.jp/studio/access.html
【ゲストコーチング】SU-EN(スウェーデン)、遠藤公義(ドイツ)
【コメンタリー(予定)】室伏鴻、中嶋夏、和栗由紀夫、正朔、國吉和子
【モデュレート】森下隆、溝端俊夫
【協力】ボローニャ大学 音楽・演劇学部、大野一雄舞踏研究所
【助成】財団法人セゾン文化財団
□お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター(森下・本間)
Tel. 03-5427-1621 Fax. 03-5427-1620
homma[at]art-c.keio.ac.jp
┏━┓
┃2┃What’s up DMC!
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼「いることと聴くこと」のワークショップ開催(2008.12.23)
芸術的アンサンブルの創出とその成長プロジェクトでは、シュラフ(寝袋)の中で様々な音を聴き、自分自身の「今、ここにいる感覚」を体験するワークショップを開催いたしました。
http://here.dmc.keio.ac.jp/
http://note.dmc.keio.ac.jp/topics/archives/529
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
http://www.dmc.keio.ac.jp/
発行/慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構本部
お問い合わせ先 magazine-pub [at] ml.dmc.keio.ac.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○「DMCコミュニティマガジン」をお知り合いにぜひご紹介下さい。
メールマガジンの配信申込みは
http://note.dmc.keio.ac.jp/magazine/subscription/
から行えます。
○メールマガジン配信の登録をした覚えの無い方は、お手数ですが
magazine-pub [at] ml.dmc.keio.ac.jp
へご連絡下さい。
○メールマガジンの配信を停止したい方は、
http://note.dmc.keio.ac.jp/magazine/subscription/
から手続きをお願いいたします。